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Infinity recollection

ライトノベルを中心に感想を載せているサイト。リンク+アンリンクフリー。

究極残念奥義―賢者無双―~俺が悪いんじゃない、俺のことを無視するおまえらが悪いのだ~ (一迅社文庫) [感想]

全く方向性の違う作品をここまで書けてしまうと、もはや本当に同一人物なのだろうかと疑念が湧き上がってくるわけですが、そういう意味では松山剛先生はとても器用な作家さんなのですよね。電撃文庫では美しくも儚い胸が締め付けられて思わず感涙してしまう…

妹さえいればいい。 (ガガガ文庫) [感想]

またとんでもないモンスター作品を生み出してしまいましたね。やはり平坂読先生は天才に違いない。「ねくろま。」ではヒロインが常にハダカという画期的なアイデアからホラー系ヒロインを読ませてくれましたし、「僕は友達が少ない」は言わずと知れた残念系…

神のゴミ箱 (メディアワークス文庫) [感想]

夏って怖い。夏休みって怖い。学生の夏休みって怖い。大学生の夏休みなんて最上級に怖い。羨ましいほどに何もしない。ちょっと不思議が起こるけれど基本何もしない。何でこんなに何もしていないのにキラキラ輝いて見えるのか。ただただ、青春という日々を過…

ひとつ海のパラスアテナ (電撃文庫) [感想]

第21回電撃小説大賞<大賞>受賞作。 タイトルにある「ひとつ海」が示すように全ての陸が海に沈んでしまった青の世界で、主人公のアキが懸命に生きていく姿を描く、生きるとは何かを描く冒険譚。読み始めの印象はとにかく世界が青くて茹だる様な夏の暑さに…

キノの旅 (18) the Beautiful World (電撃文庫) [感想]

ベテラン作家の素晴らしい安定感。シニカルシニカル。 好きなのは「私の戦争」でしょうかね。「アリソン」や「リリアとトレイズ」で読んだときに感じた胸躍るワクワク感と手に汗握る緊張感を短編ながら感じました。来月は電撃文庫で「ソードアート・オンライ…

東京より憎しみをこめて 1 (星海社FICTIONS) [感想]

経産省の官僚とヤクザの娘が出会うことで、何かが変わる。 これまた凄いのが出てきた。まさに著者の作品という具合で、司法、メディア、警察を皮肉りながら、世界の裏側を描いていく。その裏側というのが、一般的に違法となるヤクザ側の世界で、麻薬、武器密…

キノの旅 (17) the Beautiful World (電撃文庫) [感想]

あとがきの大振りで思わずニヤケながら、カバー外してました。すいません。 物語はいつものキノの旅で、コミカルにシリアスに、物事を斜めから見ていく感じが大好きですし、時に真面目に感動させてくる話を差し込んでくる辺りも好きです。裏切りません。 鉄…

バベルスターズ (電撃文庫) [感想]

これは想像と違った。勝手な思い込みをしてしまい申し訳なくはあるのだけれど、真っ向勝負のストレートな異種族間での青春学園モノを想像していただけに、一歩引いてしまいました。 より心に刃物をつき立てられるような、けれど最後には心温まる友情があって…

七星降霊学園のアクマ 04 グリード・ウィング 七星降霊学園のアクマ (角川スニーカー文庫) [感想]

フハハハハハ。 アバドンとなったカグラめっちゃ格好良いじゃない。月斗たちのことなんて知らないと言いつつ、いつもの料理を振舞ってくれたり、わざと魔界から自分から遠ざけようとする。 そんな冷たいカグラを見ていたら、思わず後ろを向いた黒猫を想像し…

恋に変する魔改上書 (ガガガ文庫) [感想]

第7回小学館ライトノベル大賞 優秀賞受賞作 表紙はどこかで見たことがある絵柄だなと思うのだけれど、別の人だからびっくり。ふわっとしている可愛らしいイラストが印象的。 物語はラブコメの体を成しているけれど、言い方が悪いかもしれませんがそれだけで…

聖剣の姫と神盟騎士団I (角川スニーカー文庫) [感想]

杉原智則さんの新作ということで購入。 また著者のファンタジー戦記が読めるということで嬉しいです。前作からの印象で、シリアスで硬派な設定やキャラクターを配置するのかと思っていたのだけれど。一転して個性的な登場人物ばかりだ。中でも面白いのは、主…

銀の十字架とドラキュリアIII (富士見ファンタジア文庫) [感想]

幽霊少女さん、かわいい。 ハーレム系ラブコメしていて、今回も楽しいです。新キャラとして幽霊の透子さんが登場するのだけれど、これがまた可愛らしい。ちょっとお茶目な性格のお姉さんキャラなのだけれど、主人公の緋水くんが思わず可愛いと呟いてしまうく…

青春ラリアット!!(5) (電撃文庫) [感想]

短編集。 安定して面白いですね。コミカルに描かれる学園生活が、息抜きに丁度良いのですよね(良い意味で)。相変わらず人前では呼んではいけない作品です。思わず噴出しそうになってしまいますし、油断していると顔がニヤケてきてしまうのですよね。 本編…

七星降霊学園のアクマ 七星降霊学園のアクマ 03 ラース・フィンガー (角川スニーカー文庫) [感想]

カグラがいなくなってしまうのは衝撃が大きいですね……。 悪魔と学園の全面衝突からシリアス一直線な内容でした。学園のあり方が問われるというのか、大人の権力争いに利用されている背景が見えて気持ち悪い。退魔師を育成する学校でありながら、学校というこ…

Tとパンツとイイ話3 (MF文庫J) [感想]

完結。 面白かったのだけれど、ここで完結。著者の提供する笑いのセンスは素晴らしく光っていたので、そのコミカルさをもっと味わっていたいという思いもあるのだけれど、下手に長引かせるよりは綺麗に完結した方が気持ち良い。 物語は各登場人物に見せ場を…

銀の十字架とドラキュリアII (富士見ファンタジア文庫) [感想]

ルシュラに終始振り回されていました。 エロコメを前面に押し出しているのだけれど、主人公の緋水が右から左にと巧みに受け流してくれるので読んでいて清々しい。エロイのに清々しいというのも変だが、そうなのだから仕方がない。 これが下手に照れたりする…

七星降霊学園のアクマ 02 スロウス・バレット (角川スニーカー文庫) [感想]

いやー安定していて面白い。 キャラクターの配置や特徴に役割などは把握できていますから、スラスラと読める。一見して簡素で簡略化されている文章は会話が多いように映るけれど、その実描写すべきところは押さえているので、心地よく読めた。流石です。 カ…

ファウストなう (このライトノベルがすごい! 文庫) [感想]

笑いのセンスが合わない。 序盤は主人公と悪魔のちぐはぐな会話が続くのだけれど、非常に読み難いし、会話劇で笑いと面白さを提供するには日本語がただ並べてあるように映ってしまい文章を理解するのに時間がかかる。 展開としても前後で繋がりがあるのか無…

キノの旅 XVI the Beautiful World (電撃文庫) [感想]

キノの旅、いつも楽しく読んでいるけれど、今回はいつも以上に面白く感じた。何故だろう。 死人達の国でスプラッターホラーを展開させたかと思えば、恋文の国でのミステリーチックなラブロマンスが展開され。フォトの話もある。国々の設定等で魅せていくキノ…

青春ラリアット!!(4) (電撃文庫) [感想]

サメ倒したぁああああ! 月島のハイスペックバカぶりを大いに楽しませてもらいました。クイズでは珍答を繰り返し、パワー勝負では力自慢のスラッガーを押さえ込む。体育で行ったバレーボールで月島だけアタック禁止とは、運動神経を超越したところにいる男で…

七星降霊学園のアクマ 01 グラトニー・シールド (角川スニーカー文庫) [感想]

フハハハハハ。 良いですね黒猫の魔王。そのキャラクター性にやられてしまう。尊大に振舞っているのに可愛らしく、大真面目に脅し文句を言うのだけれど、その内容がこれまたファンシーだからむしろ和んでしまう。 天使を召喚する二つの術式が混ざった結果、…

僕は友達が少ない 8 (MF文庫J) [感想]

物語も佳境。 挿絵を見てしまったら分かってしまうからアレだけれども、小鷹が逃げた。確かに小鷹が危惧している通りで、図星を指されたとおりに隣人部は崩壊してしまうからの逃げなのだろうが、まさか生徒会のご厄介になっていようとは……。 いつものように…

はたらく魔王さま! 5 (電撃文庫) [感想]

いや、本当になんでフリーターしてるんですか魔王さん……。 相変わらずの英語力、半端ではないですね。もっと能力を活かせる職業がある気がするのは気のせいではないよな。コミュニケーション能力もあるし、日本にいたらダメな人材だ。 加えて、フレッシュデ…

しずまれ! 俺の左腕 (このライトノベルがすごい! 文庫) [感想]

主人公は学校を歩けば男女共に声をかけてくれる、いわゆるリア充な男の子。真面目で明るくて適度にモテる彼が、異世界の魔王に憑依されたことでおかしなことに。 キャラクターが好きです。 左腕に憑依した魔王からクラスメイトを守るために、友達から距離を…

バタフライ×ブレイクダウン 1 君が世界を救うというなら (ファミ通文庫) [感想]

うーん、自分には合わなかった。 最近になって特に多い気がして申し訳ないのだけれど、あらすじを読んで期待していた作風と、実際に読んでみたときのズレが終始埋まらなくて、物語に上手く馴染めなかった。 完全にいわゆるセカイ系といわれる類の、アイドル…

僕たちはドクターじゃない (メディアワークス文庫) [感想]

独特な世界観で展開される医療モノ。 主人公のドクが所属する医療チームは、全員が未成年という医者の集団だ。特別医学生と銘打たれた彼らは、日本から医者の数が激減したことから、医者の数を増やすための措置として、子供のうちから英才教育を施された医者…

猫にはなれないご職業 (ガガガ文庫) [感想]

第 6 回小学館ライトノベル大賞 優秀賞受賞作 代々陰陽師として活躍した藤里家の猫又であるタマは、藤里家の末裔である桜子には自分が猫又ということを隠し、普通の猫として接する。加えて、桜子は自分が陰陽師の末裔であることさえ知らないのだが、それは祖…

魔法使いなら味噌を喰え!2 (講談社ラノベ文庫) [感想]

二巻ということもあり、MISOの設定を簡略化できることが物語のテンポを押し上げていたように感じました。物語にそこまで進展はないものの、新キャラクターの登場が利いている。 個人的に本作の楽しい部分は動き回るキャラクターだと思うので、それが増えると…

Tとパンツとイイ話 2 (MF文庫J) [感想]

バッカお前やめろよ、何だよXって、思わず想像しちゃって笑っちゃったじゃないか。Xに腹抱えて笑っちゃったじゃないか、腹筋痛いわ。――思わずテンションまで可笑しくなってしまうくらい面白い。著者の頭の中どうなってるのと、天才なんじゃないかと思う。 コ…

スクール・デモクラシー!1 (講談社ラノベ文庫) [感想]

「学校内民主主義」を掲げる光友学園は自由を校風とした学校。そんな光友学園に転校してきた高天原奈々は、転校初日にトラブルに巻き込まれるが、身長二メートルの大男、通称『ブサイクロン非モテ』に助けられる。 真生徒会とカオス生徒会。 自由な学園とい…

明智少年のこじつけ1 (ファミ通文庫) [感想]

第13回えんため大賞 優秀賞受賞作 タイトルどおり、明智少年のこじつけだ。高校生の明智の元には、日々、トラブルが持ち込まれてくるわけだけれど、これを探偵よろしく解決していく――力技で。どんな事件であろうとも、犯人は必ず明智の幼馴染である小林くん…

正捕手の篠原さん 2 (MF文庫J) [感想]

ぬるい、ゆるゆるとした雰囲気が魅力だ。 野球をひたすらやらないラブコメ展開が楽しいです。作中では練習試合などもあるのだが、とにかく野球をしていない時間が多いので気軽に読めて、明るくさせてくれるので読みやすい。 深見の可愛らしさが増している。 …

絶対服従カノジョ。 1.いいか、魔眼はつかうなよ? (富士見ファンタジア文庫) [感想]

第23回ファンタジア大賞 銀賞受賞作 高校の入学式、主人公の伊織を指差して騒ぎ出した少女マナ。彼女曰く、伊織のことを何としても服従させたいのだという。仮にも、入学式の途中なので、周囲が暴走を止めるかと思いきや、何故だか校長までも伊織を捕まえよ…

人生 (ガガガ文庫) [感想]

強烈なタイトルに驚くけれど、中身も斬新な作品。 登場人物たちが、持ち込まれたお悩み相談をひたすらに解決していくというもの。各々が自分の意見を出し合って、最終的にどうするべきなのか議論するのだけれど、真面目にお悩みに答えているようには見えない…

ちょこプリ!1.巨人になった日 (講談社ラノベ文庫) [感想]

本を開くと目の前に現れたのは身長20cmのお姫様。小さいけれども強気なお姫様は、主人公である蛍介の唇をかってに奪って主従契約を結んでしまう。親や友人に見つからないように小さな住人との日常が始まるのだが、お姫様を狙って刺客が次々とやってくるから…

泳ぎません。 2 (MF文庫J) [感想]

プールサイドで展開される日常コメディ。 これまで女の子の視点で描かれていた物語が、脇役かつ重要なキャラクターであることを匂わせていた少年、神の視点で描かれていくのでこれまた違った楽しさが味わえる。特に、女の子たちの会話ではなく、神対ヒロイン…

青春ラリアット!!〈3〉 (電撃文庫) [感想]

相変わらずバカばっかりだな、そんな貴方たちが大好きです。 黒木がメインのお話だったけれども、この男をメインに据えたらそれはもう楽しくなっちゃう。思わず表現が軽くなっちゃうくらい楽しくなっちゃうよ。黒木、カレー食べすぎ。胸を張ってならぬ、腹が…

魔法使いなら味噌を喰え! (講談社ラノベ文庫) [感想]

第1回講談社ラノベ文庫新人賞 大賞受賞作品 魔法の存在が明らかになって100年。人類は科学と共に、科学を凌駕する力として魔法を活用していった。しかし、魔法抑止物質「MISO」――the Material of an Impedimentto the Sorcerer’s Ordersが発見されたことで、…

僕は友達が少ない ゆにばーす (MF文庫J) [感想]

『僕は友達が少ない』公式アンソロジーノベル。 す、すごい、何だこの残念率は……。レーベルを超えて描かれている「はがない」の世界。アンソロのはずなのに、そのエピソードも安心の残念具合で本編にあってもおかしくない話が続く。そんな中、原作者が一番は…

アキハバラヴァンパイアナイト 2 (MF文庫J) [感想]

こいつら、毎日を楽しんでるなー。 登場人物たちがサブカルチャーに対して理解がありすぎるといういか、愛にあふれているというか。読んでいてキャラクターの明るい感情が伝わってくる。今回は雫の所属するSSAの隊長、ギラが日本にやってきたことから、カズ…

ヘヴィーオブジェクト 死の祭典 (電撃文庫) [感想]

スポーツ戦争。 全世界がしのぎを削るスポーツの祭典、テクノピック。スポーツの祭典とは言えど、そこは各国の思惑が入り混じるパワーバランスを図るための代理戦争に他ならない。「資本企業」の航空PMCに所属する少女が与えられた任務は、テクノピックで好…

嘘つき天使は死にました! (集英社スーパーダッシュ文庫) [感想]

第10回スーパーダッシュ小説新人賞 特別賞受賞作 小説家志望のネガティブな青年である夏彦は、ある日空から降ってきた天使に出会う。出来るだけ関わらないようにするも、天使は絡むのを止めてくれない。根負けした夏彦が付きまとう理由を問いただすと、どう…

Tとパンツとイイ話 (MF文庫J) [感想]

第7回MF文庫Jライトノベル新人賞 優秀賞受賞作 朝起きたら、抱き枕と頭が融合していた。取ろうにも枕まで神経が通っているらしく、無理に取ることは出来ない。仕方なく奇抜な髪型ということで押し通して学校に登校しようとするが、幼馴染や親友に触れたら彼…

正捕手の篠原さん (MF文庫J) [感想]

第7回MF文庫Jライトノベル新人賞 審査員特別賞受賞作 明神学園野球部の篠原守は優等生でメガネで、不動の正捕手。彼を中心に、野球部のまったりとした日常が描かれていく。そんな守がバッテリーを組むのは人気者で女子にモテる綾坂真琴。けれど、真琴はある…

ドS魔女の××× (このライトノベルがすごい!文庫) [感想]

第2回『このライトノベルがすごい!』大賞 優秀賞受賞作 魔界に住む魔女である灰咲クレアは、ある日、同居人のサキュバスからどんな願いも叶えられる魔法の存在を聞かされる。何でも、その発動方法とは「千人の処女を発情させる」ことらしく、さっそく女子高…

楠木統十郎の災難な日々 ネギは世界を救う (電撃文庫) [感想]

こまけぇことはいいんですよ。 楠木統十郎は気がついたら死んでいた――。自称、高次元生命体の猫耳ロリが言うには、己の存在をアノマリーというバグに世界ごと飲み込まれてしまい、アノマリーを倒さないことには永遠と死んだままらしい。猫耳ロリのミスで被害…

キノの旅〈15〉 (電撃文庫) [感想]

フォト良かったですね。 不幸な境遇からなので幸運とは言えないかも知れないけれど、選んだ国が良い国で良い人が沢山いたのは幸運でした。大金持ちになるのもそうですが、写真のことを勉強していつの間にか写真屋さんになるという流れは綺麗。 キノやシズた…

美少女を嫌いなこれだけの理由 (このライトノベルがすごい!文庫) [感想]

第2回「このライトノベルがすごい!」大賞 栗山千明賞受賞作 何だこれは……。 読み始めからして理解が追いつかなくて頭がクラクラしてくる。とんでもない設定をぶっこんできたなというのが素直な感想で、そんなことでいいのか美少女よ、と言ってやりたくなる作…

泳ぎません。 (MF文庫J) [感想]

水遁の術。 ひたすらプールサイドで繰り広げられる少女3人の会話劇。タイトル通りに本当に泳いでない。仮にも水泳部のはずなのに、スク水は着ているというのに全く泳いでない。ましてやプールを泳がず歩くとはどういうことか。もう、とことん泳いでないよ、…

僕は友達が少ない7 (MF文庫J) [感想]

あれ……文化祭やってる。 隣人部として、どんな催し物をやるのか考える小鷹たちだったが、今回はまともに文化祭やれている気がする。いや、いつものように残念には収まっているのだけれど、そこまで残念というわけでもないような。物語が終盤に向って動き出し…