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Infinity recollection

ライトノベルを中心に感想を載せているサイト。リンク+アンリンクフリー。

アオイハルノスベテ2 (ファミ通文庫) [感想]

死ぬ気で頑張る。文化祭だってそれは同じだ。岩佐や大河内に言った手前、文化祭にも積極的に関わろうとするけれど、横須賀の中では何かが違う。三年後に死ぬという現実と死ぬ気で頑張り悔いを残さないという一種の矛盾、死なない為にも自ら動くしかないが明…

アオイハルノスベテ (ファミ通文庫) [感想]

庵田定夏さんの新作ですね。ココロコネクトが完結してからちょっと経ちますが、今度も学園モノ。それも、少し不思議で強烈に心を抉ってくる青春を描いているとこまで同じ。安心して読めますね。 主人公は過去の記憶を持っているわけだけれど、それで未来を変…

ココロコネクト プレシャスタイム (ファミ通文庫) [感想]

お祭り騒ぎの短編集。 シリーズが完結しているからこそ、明るい話で最後は締める。藤島さんが元に戻って更に力をつけているようだから、そりゃ企画も無茶苦茶になるというもの。けれど、楽しめればそれで良い、楽しんだ者勝ちとでもいうようなノリのよさに、…

ココロコネクト アスランダム下 (ファミ通文庫) [感想]

スーパーマンは駄目でも、ウルトラマンにだったらなれる! 一巻発売から追いかけてきたシリーズがまた一つ終わりました。最後まで不器用に青々とした青春を読ませてくれましたね。仲間を信じて、友達を信じて、けして諦めない不屈の前向き精神には、本当に強…

《名称未設定》 Struggle1:パンドラの箱 (ファミ通文庫) [感想]

第14回えんため大賞 特別賞受賞作 武器の説明が面白い。これだけで物語に引き込んで、展開を盛り上げているのは本作の強みだ。 ゲームに提供される不思議な武器の数々は、元々が未来人の玩具なので、現代の感覚からすると異常兵器に映る。作った人間は狂気に…

も女会の不適切な日常1 (ファミ通文庫) [感想]

ハーレムラブコメかと思ったらサイコホラーだった。 序盤は日常系ラブコメの体で物語が進んでいくのだけれど、途中から雲行きが怪しくなる。ある事故に巻き込まれることで、未来を変える必要が発生した主人公が、偶然にも世界改変の力を与えられたことで、ど…

ココロコネクト アスランダム 上 (ファミ通文庫) [感想]

完結編。 ココロコシリーズもついに終わりを迎えますか。これまで様々な現象に振り回されてきた文研部でしたが、その度に仲間と力を合わせることで乗り越えてきた。ここからどのような現象が待ち受けているのかと思いきや……、これは予想外でした。 確かにア…

ココロコネクト ステップタイム (ファミ通文庫) [感想]

短編集。 文研部がどのようにして誕生したのかを描く「ファーストエンカウンター」、伊織と稲葉の友情を描いた「ふたりぼっちの友情」、唯と中山の女子力を上げるための企画しされたトリプルデート「デート×デート×デート」、藤島さんと文研部一年の二人がリ…

バタフライ×ブレイクダウン 1 君が世界を救うというなら (ファミ通文庫) [感想]

うーん、自分には合わなかった。 最近になって特に多い気がして申し訳ないのだけれど、あらすじを読んで期待していた作風と、実際に読んでみたときのズレが終始埋まらなくて、物語に上手く馴染めなかった。 完全にいわゆるセカイ系といわれる類の、アイドル…

“朧月夜” ヒカルが地球にいたころ……(4) (ファミ通文庫) [感想]

ギクシャクの関係がさらにややこしく。 葵さんに彼氏のふりをして欲しいと頼まれ、その現場を帆夏に見られたことから関係がギクシャクしてしまった是光だったけれど、新たに登場したヒカルの愛人を名乗る少女、月夜子さんと出会うことで更にややこしいことに…

龍ヶ嬢七々々の埋蔵金2 (ファミ通文庫) [感想]

埋蔵金をめぐる冒険サバイバルに足を踏み入れた重護だったけれども、一先ずは安息を得たことで七々々とゲーム三昧の日々。帰宅しらた美少女がいるなんて羨ましい限りです。けれども、一日中、プリン食べてゲームしてネトゲをする七々々に付き合っていたら、…

ココロコネクト ユメランダム (ファミ通文庫) [感想]

太一が成長する一歩踏み出す物語でした。 とにかく皆の為にと頑張ってしまう太一は、自己犠牲も厭わないところから変わったはずだった。事実、変わっていたのだろうが、他人の夢が見えてしまう夢中透視のせいで、太一が狂い始める。 本人は至って真面目で、…

明智少年のこじつけ1 (ファミ通文庫) [感想]

第13回えんため大賞 優秀賞受賞作 タイトルどおり、明智少年のこじつけだ。高校生の明智の元には、日々、トラブルが持ち込まれてくるわけだけれど、これを探偵よろしく解決していく――力技で。どんな事件であろうとも、犯人は必ず明智の幼馴染である小林くん…

龍ヶ嬢七々々の埋蔵金1 (ファミ通文庫) [感想]

第13回えんため大賞 大賞受賞作 親に勘当され、人工学園島にやってきた主人公は、お金が無いことから怪しいくらい安い物件にホイホイつられて、幸せ荘に住むことになる。しかし、そこには龍ヶ嬢七々々という幽霊の先客がいた。激安だった理由を実感しつつ、…

“若紫” ヒカルが地球にいたころ……(3) (ファミ通文庫) [感想]

是光、男前が過ぎるでしょうよ……。 今回のヒロインは小学4年生の若木紫織子。ヒカルはこんな子供にまで手を出していたのかと、是光と同じく呆れてしまいますが、背景にはしっかりと理由がある。良い子では駄目だから、悪い子になるのだと言う彼女の生い立ち…

百億の魔女語り4 魔女って一体なんなのかしら、ねえ-- (ファミ通文庫) [感想]

完結。 外伝でアディリシアの研究が分かり、背景がしっかりしたところでエーマと共に『禁域』へ。アルトはアルトで、気持ち良いくらいに全てを投げ捨てて追いかけるのだから格好良いです。 ジュラシックパーク。 魔術と人間、そして魔女という存在がどういっ…

その男、魔法使い”A” 1 (ファミ通文庫) [感想]

榊一郎と藤城陽、「ストレイト・ジャケット」のコンビが描く新シリーズ。 一九九九年、アメリカ合衆国国防総省に激震が走る。アメリカが誇る第二艦隊が一人の男によって蹂躙されるという冗談みたいな状況を見せ付けられていたからだ。魔法を行使し、僕を従え…

ココロコネクト ニセランダム (ファミ通文庫) [感想]

新入部員に迫る「ふうせんかずら」の影。ニセランダムということで文研部員たちの偽者が現れ、これまでの信頼関係を崩そうとしてくるのだけれど、いつもとはアプローチの仕方が違う。というのも、今回は「ふうせんかずら」が動いているわけではない。 宇和千…

放課後のアディリシア 百億の魔女語り外伝 (ファミ通文庫) [感想]

外伝。 アルトの視点からでしか語られていなかったアディリシアが、ジノの視点から語られることで随分と印象が変わってくる。優秀だけれど融通が利かないというか、厳しい。そして、理不尽でちょっと変。冷たい印象を受けました。 物語はそんなアディリシア…

“夕顔” ヒカルが地球にいたころ……(2) (ファミ通文庫) [感想]

ヒカルは殺されたらしい――そんな噂が学校に流され、その真意をヒカルに問う是光。友達としてヒカルのことを心配した是光だったが、例によって上手いように動かされ、またもやヒカルの約束を叶えることに。 自宅に引き篭ったまま外に出ようとしない夕雨。彼女…

ショートストーリーズ 3分間のボーイ・ミーツ・ガール (ファミ通文庫) [感想]

3分間をテーマにした短編集。 19人の作家たちがそれぞれ描く青春模様が良かった。それぞれが短編なので気軽に読めてしまうのも魅力です。そんな作品群の中から、気になったものをピックアップ。 「七年前のマリッジリング」本多誠 主人公の前にウェディング…

”葵” ヒカルが地球にいたころ……(1) (ファミ通文庫) [感想]

野村美月さんの新シリーズ。 主人公の赤城是光は見た目が怖いことからヤンキーだと誤解されているが、本当は素直で真面目なとても良い奴。そんな彼はろくに話したこともない学園の皇子、帝門ヒカルの葬式に出席するのだが、そこで何故だかヒカルの幽霊に憑か…

百億の魔女語り3 なんでこんなに不思議な妹ばかりなの? (ファミ通文庫) [感想]

騎士候補生になったアルトは、フォリーナ姫を救ったことで最高位の勲章を受章する。しかし、候補生が受章したということでメディアや人々から注目を浴びることに。 ――アディリシアの失踪。 動けないはずの妹アディリシアが突如いなくなるのだが、アルトは注…

ココロコネクト クリップタイム (ファミ通文庫) [感想]

ペンタゴン++ 短編集だから本編の過去話だけをやるのかと思ったら、過去をしっかり補いつつも、進級した文研部の姿が見れる。次へつなぐプロローグ的な扱いになる物語なので、読み飛ばせない。 4月ということで、新入生もやってきて新入部員獲得を目指すの…

空色パンデミック4 (ファミ通文庫) [感想]

完結編。 短編集を挿んで新展開があるのかと思いきや、まさかの完結編。物語を読むうちに確かに終わりに近付いていく雰囲気はあるのだけれど、それでも作品の持ち味である空想か現実かの曖昧さは健在。 仲西景という存在を通して、またはその周りにいるキャ…

魔よりも黒くワガママに魔法少女は夢をみる (ファミ通文庫) [感想]

第12回えんため大賞 特別賞受賞作 魔法少女のアニメを観ている以外は普通の女の子である瑠奈は、ある日、魔族だという喋る馬に出会う。何でも神と魔は争っており、瑠奈には魔法少女として戦って欲しいという。 魔法少女とライダー。 瑠奈は騙されて魔法少女…

魔術師たちの言想遊戯I (ファミ通文庫) [感想]

第12回えんため大賞 特別賞受賞作 高校生の歌鳥は書店のアルバイトに応募するのだが、その書店は言想魔術師の集まりだった。不思議な少女であるフラグと、彼女を狙う言霊会。歌鳥に隠された秘密が明かされていくことで物語は動く。 言葉で戦う異能ファンタジ…

犬とハサミは使いよう (ファミ通文庫) [感想]

第12回えんため大賞 優秀賞受賞作 ある日殺された春海和人だったが、本が読めなくなることへの未練で蘇る。しかし、生き返った彼の姿は犬だった――本を読むことが大好きな読書バカと、本を書くことが生きがいの執筆バカの物語。 あらすじでも確認できるが、コ…

表裏世界のソーマキューブ パンツは誰のもの? (ファミ通文庫) [感想]

第12回えんため大賞 特別賞受賞作 裏界と呼ばれる異世界が証明され、特殊な力である法力が常識化した世界。ある日、主人公はその法力を学ぶ学校でパンツを拾う。そのことを幼馴染と先輩から追及され逃げ回っていると、異世界から来たという少女と出会う。彼…

○×△べーす (1)ねっとりぐちゃぐちゃセルロイド (ファミ通文庫) [感想]

第12回えんため大賞 特別賞受賞作 高校に入学した主人公だったが、入学式の日に河川敷に現れたキャッチャー姿の男に野球部に誘われる。野球部は入りたくない部活だったのにも関わらず、なし崩し的に入部することに。 タイトルだけだと一体どんな物語なのか想…

わたしと男子と思春期妄想の彼女たち 1 リア中ですが何か? (ファミ通文庫) [感想]

第12回えんため大賞 優秀賞受賞作 主人公のあすみは、ある日、怪しい虚無僧に出会いコンタクトレンズを渡される。学校でそれを付けてみると、際どい格好をした少女たちが見えるようになった。その少女たちは男子の妄想から生まれた妄想少女なのだが、何故だ…

ココロコネクト ミチランダム (ファミ通文庫) [感想]

――こんなの伊織じゃない。 太一が伊織に告白するところから物語は始まる。これまでで二人が両想いであることは分かっているので、素直に付き合い始めるのかと思いきや、何故だか太一はフラれる。そこからというもの、伊織の態度は変わり始める。 感情伝導と…

7秒後の酒多さんと、俺。 (ファミ通文庫) [感想]

7秒後の未来を音として聞くことが出来る面堂朗は、転校した高校で運動神経が壊滅的な美少女、酒多さんに出会う。朗は酒多さんがトラブルに遭うことを放っておけないので、彼女を助ける毎日が始まる。 部活動を見て回っていく過程で、酒多さんが次々にアクシ…

百億の魔女語り2 やっぱり都会の女なのね、そうなのね。 (ファミ通文庫) [感想]

騎士候補生のアルトは、都会であるカイゼルに招待したエーマたちを案内するはずが、何故だがフォリーナ姫の護衛をすることになり、姫様と町を見て回ることに。 フォリーナはクローブが大好きなので、当然アルトの活躍も知っている。だからこそアルトのことも…

空色パンデミック Short Stories (ファミ通文庫) [感想]

短編集。 空想病に振り回されるのはいつものことですが、長編ではないので内容が日常に寄っている。空想病にしても、微笑ましい痛々しい中学二年生な話に仕上がっているので、とても読みやすかった。 空想病もジブリ、エヴァ、メタルギアなどの分かりやすい…

百億の魔女語り 1 オトコが魔女になれるわけないでしょ。(ファミ通文庫) [感想]

格好良い、けど何か間違ってる。 男の子なのに魔女を目指す物語。主人公は女装をしたりして、何とか卒業証書を獲得するために奮闘するわけですが……、個人的に女装云々で男が女として生活する、みたいなお話というのは苦手だったりします。 昔と比べると苦手…

ココロコネクト カコランダム (ファミ通文庫) [感想]

世界はとてもシンプルに出来ている。 ああ、何なのだろう、青木のこの格好良さ。そんなに全力で生きてどうするんだ、全力すぎるじゃないか、全力すぎて眩しいじゃないか。格好良すぎるよ青木。 今まで人一倍にギャグのポジションにいたし、たまに唯に対して…

空色パンデミック3 (ファミ通文庫) [感想]

空想と現実の境界はどこなのか。 凄いの一言に尽きる。二巻も良かったのだけれど、その二巻で気になっていた部分を三巻で補完するどころか、それを更に広げて、より上位に読者を連れて行く。 物語の構成が絶妙に上手い。 作中で主人公の仲西景は、自分が本当…

バカとテストと召喚獣8 (ファミ通文庫) [感想]

うーん、久々に試召戦争が再開できるようになって、期待していたのだけれど、何だか物足りない印象が強かった。 というのも、実際に試召戦争をするのは物語の後半で、それ自体もおまけのような扱いなので、何とも消化不良。次巻で物語が動くというような構成…