読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Infinity recollection

ライトノベルを中心に感想を載せているサイト。リンク+アンリンクフリー。

神のゴミ箱 (メディアワークス文庫) [感想]

夏って怖い。夏休みって怖い。学生の夏休みって怖い。大学生の夏休みなんて最上級に怖い。羨ましいほどに何もしない。ちょっと不思議が起こるけれど基本何もしない。何でこんなに何もしていないのにキラキラ輝いて見えるのか。ただただ、青春という日々を過…

思春期テレパス (メディアワークス文庫) [感想]

心をグサグサと抉ってくるのがたまらない。学生諸君が抱えている友情だとか恋だとかの悩みのモヤモヤ感を、これでもかと眼前に突きつけられて思わず読んでる方が恥ずかしくなったり目を背けたくなる感じ――でもちょっと見てみたい、みたいな。天沢夏月氏が描…

FAKE OF THE DEAD (メディアワークス文庫) [感想]

土橋真二郎さんの新作。人間の心理描写と残酷ゲームを展開する作品が多い作家さんですが、本作はゾンビと演劇と精神疾患をキーワードに、サスペンス風味な作品となっており、期待していた物語とは違ってしまいました。 購入前にあらすじを読まなかったのがい…

僕と彼女とギャルゲーな戦い (メディアワークス文庫) [感想]

現実は楽しいことばかりじゃない。 タイトルからはラブコメを想像させるけれど、恋愛云々という作品ではない。ギャルゲーを作るという意味では、恋愛が絡んでいるとも言えるのだけれど。小説家を夢見ていた主人公が、現実を知り、成長する物語。 ゲーム会社…

妄想ジョナさん。 (メディアワークス文庫) [感想]

ある日青年は自分の恋が妄想だったことを知る。 大学一年生の春、新しい環境での大学デビューを果たそうと意気込む主人公だったけれど、憧れの人が妄想だと気付いたときに、彼の大学生活は早々に終わった――。そして二年生の秋、彼の目の前にジョナさんと名の…

サマー・ランサー (メディアワークス文庫) [感想]

ひたすら一直線な槍になれ。 これは面白かった。スポーツを題材とした作品は忘れた頃にやってきて、その度に心を鷲づかみにされている気がするけれど、やはりマイナージャンルなのでしょうね。この手の作品はもっと読みたいけれど、ファンタジーやラブコメみ…

侵略教師星人ユーマ〈2〉 (メディアワークス文庫) [感想]

期待を裏切らず面白い。 宇宙人だとクラスの生徒にはバレてしまったユーマだけれど、それでも慕ってくれる慕いたくなる教師とは凄いですね。相変わらず生徒と真摯に向き合って、先生という立場から時に厳しく熱心に指導する姿は見ていて清々しい。生徒側にし…

ネバー×エンド×ロール―巡る未来の記憶 (メディアワークス文庫) [感想]

タイムトラベル作品。 16年前に大地震があった札幌は、再開発計画で街の周囲に高い壁が聳え立つ、さながら隔離都市へと変貌を遂げさせており、住民は外と中で行き来すら自由にさせてはもらえない。そんな札幌からの脱出を計画していた少年たち元に、未来から…

僕たちはドクターじゃない (メディアワークス文庫) [感想]

独特な世界観で展開される医療モノ。 主人公のドクが所属する医療チームは、全員が未成年という医者の集団だ。特別医学生と銘打たれた彼らは、日本から医者の数が激減したことから、医者の数を増やすための措置として、子供のうちから英才教育を施された医者…

アウター×トップ (メディアワークス文庫) [感想]

過酷で苦痛で、けれど爽快で――。 ロードレース。ツール・ド・フランスなど名前は聞いたことくらいはあるし興味もあるのだけれど、地上派でのテレビ放送はしていないし、衛星放送は惜しくも契約の都合で視聴できないために、知識ゼロから読んだのだが、これは…

月だけが、私のしていることを見おろしていた。 (メディアワークス文庫) [感想]

若いキャラクターが登場しないというのがまず驚きなのだけれど、それ故に20代、30代を購買層とした作品に仕上がっている。特に女性の視点で描かれていることもあり、女性向けということになるのだろうか。 三十路という節目を迎える手前、男性ならそこまで意…

侵略教師星人ユーマ (メディアワークス文庫) [感想]

いいなあ、こんな教師がいたら暑苦しいだろうけれども、楽しいだろなあ。生徒を教育することに対して熱心すぎるくらい熱心で、本人はそれが義務だというけれども、義務の範囲に収まらない理想の教師の姿だ。しかも、生徒と接するときに、変に距離を詰めない…

ソラの星 (メディアワークス文庫) [感想]

謎の少女を匿ったことから巻き起こる不思議な物語。 ソラは常識というものがない少女で、ワンルームだというのに主人公の隣で着替え始めたりする。その行動にどぎまぎしてしまうのは青春ですし、服装の選択がグッジョブ。まさか裸エプロンとは、恐れ入った。…

時間のおとしもの (メディアワークス文庫) [感想]

短編集。 タイムスリップや平行世界理論など、時間やSFに関する短編を詰め込んでいる一冊。どの短編にしても著者も持ち味を全開にしたものばかり、独白の言葉選びからキャラクターが”らしさ”を帯びているけれど、最後に叙述トリックを持ってくる辺りは著者だ…

シアター!〈2〉 (メディアワークス文庫) [感想]

二年で300万を返せなければ劇団は解散。シアターフラッグ主宰の巧が、兄の司から突き付けられた条件の元、黒字化する劇団を目指して奮闘する物語。 司の相変わらずの暴言、吊るすぞ、埋めるぞに痺れます。基本的にはシアターフラッグの面々に対しては意見せ…

生贄のジレンマ〈下〉 (メディアワークス文庫) [感想]

生き残りゲーム完結。 クラスという単位での生き残りから、物語は個人戦での生き残りにシフトしていく。その流れは読んでいて残酷。救済イベントの末路も酷いものですし、人を殺してでもと決意した人間の強さと弱さを見た。 これまで、崖の一歩手前で堪えて…

空の彼方〈3〉 (メディアワークス文庫) [感想]

不思議な防具屋シャイニーテラス、シリーズ完結。 物語が終るということで、今までのように短編集や連作のような形ではなく、ソラとアルフォンスのラブストーリーな内容となっている。 これまでもソラとアルフォンスの物語には違いなかったけれど、そこは不…

生贄のジレンマ〈中〉 (メディアワークス文庫) [感想]

流石に上中下という三巻構成。 そんな中での真ん中という立ち位置の本作。正直に表現するなら長いという印象が終始付いて回った。 言い方が悪いかもしれないが、本編通して最終章のパワーゲームへの繋ぎに過ぎないので、そこに至るまでの過程が退屈だ。人数…

探偵・日暮旅人の探し物 (メディアワークス文庫) [感想]

タイトルに探偵とあるので、ミステリーの類を想像していたのだけれど、そうではなくて。探偵は探偵でも、探偵の種類が違う、それが良かった。 捜し物を見つける探偵。 その捜し物にまつわる話で構成される。いわば短編集や連作になっているような作品だ。捜…

生贄のジレンマ〈上〉 (メディアワークス文庫) [感想]

土橋真二郎さんの新作ということで購入。 相変わらずの著者らしさが出ていて良かった。人間の醜悪な部分が静かにゆっくり染み出しているのが、いい具合に気持ち悪いです。悪い本性が良く出ていました。 今回は卒業を間近に控えた高校三年生がターゲット。生…

思い出したくもない人生最悪の96時間 (メディアワークス文庫) [感想]

タイトルから凄く期待して読んだのだけれど、拍子抜けしてしまった。 サスペンスということであったし、あらすじからも弟の他殺死体を発見し、第一発見者として警察に追われる主人公ということで、どうにかして警察から逃げつつ犯人を捕まえる話かと想像して…

俺のコンビニ (メディアワークス文庫) [感想]

東京で挫折した良平は故郷に戻り、実家の商店を手伝うでもなく、一人何もせずに過ごしていた。しかし、母親の代わりに店番をしたことで、やはり自分は店が好きなのだと気付き、コンビニを立ち上げようと決意する。 物語はそのままコンビニエンスストアを経営…

バカが全裸でやってくる (メディアワークス文庫) [感想]

小説バカたちの物語。 小説家を目指している主人公は、誰よりも小説家になりたいと思っている、努力もしている。けれど天才ではない。小説家になりたいけれど、その夢に苦悩する。そんなとき、大学の新歓コンパに全裸のバカがやってきて。 この全裸バカが主…