Infinity recollection

ライトノベルを中心に感想を載せているサイト。リンク+アンリンクフリー。

ラブコメ

おともだちロボ チョコ (電撃文庫) [感想]

これまた凄い作品を書いてきたな、けれど消化不良だなというのが正直なところだろうか。入間人間先生の作品は好きなのでよく読みますし、新刊を見つけると買ってしまうので今回もその例に漏れないわけだけれど、あまりにあっさりと終わったので少し拍子抜け…

長門有希ちゃんの消失 とある一日 (角川スニーカー文庫) [感想]

漫画では読んだこともある「長門有希ちゃんの消失」ですが、今年はアニメが放送されるということで改めて「涼宮ハルヒの憂鬱」を28話と劇場版「涼宮ハルヒの消失」を見ていたりしたわけですが、更に放送直前になり「長門有希ちゃんの消失」がスニーカーから…

究極残念奥義―賢者無双―~俺が悪いんじゃない、俺のことを無視するおまえらが悪いのだ~ (一迅社文庫) [感想]

全く方向性の違う作品をここまで書けてしまうと、もはや本当に同一人物なのだろうかと疑念が湧き上がってくるわけですが、そういう意味では松山剛先生はとても器用な作家さんなのですよね。電撃文庫では美しくも儚い胸が締め付けられて思わず感涙してしまう…

妹さえいればいい。 (ガガガ文庫) [感想]

またとんでもないモンスター作品を生み出してしまいましたね。やはり平坂読先生は天才に違いない。「ねくろま。」ではヒロインが常にハダカという画期的なアイデアからホラー系ヒロインを読ませてくれましたし、「僕は友達が少ない」は言わずと知れた残念系…

俺の教室にハルヒはいない (4) (角川スニーカー文庫) [感想]

胃がキリキリと痛むような冷や汗かかされる恋愛模様には、胸を締め付けるどころか首を絞めてきて酸欠にされられたような錯覚を起こさせるこの物語。4巻にて完結なのですね。凄く残念ですし悲しいです。最近では珍しく、刊行されるのを心待ちにしていた作品…

文句の付けようがないラブコメ2 (ダッシュエックス文庫) [感想]

頬の筋肉が緩むこと緩むこと。文章を読んでいてここまで身悶えるラブコメは文句のつけようがない。一巻のときから感じてはいたのだけれど、主人公である優樹とヒロインである世界の関係が何だか明治大正浪漫とでもいいましょうか。どこか古風な間柄や距離感…

未確認未来少女 (ガガガ文庫) [感想]

文章を読んだときの感覚が美少女ゲームっぽいなと感じました。主人公とヒロインの台詞に対して選択された言葉、脇役の登場の仕方と物語への展開などがそうですが、特に意識させられるのはキャラクターがおどける場面やツッコミを入れる場面など、所謂、コミ…

文句の付けようがないラブコメ (ダッシュエックス文庫) [感想]

スーパーダッシュ文庫から変わりまして、ダッシュエックス文庫が創刊されました。何だかレーベルが新しく誕生することが多くて、もはやついていけていないので、昔から買っているレーベルさんの本しか買わない今日この頃です。決めてしまうと選ぶの楽ですし…

アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者11 (講談社ラノベ文庫) [感想]

けもっ子の可愛らしさとエロさが詰まっていましたね。短編用にプロットを組んでいたというだけあって、エルビアの姉であるアマテナと部下クラーラを中心に描いてはいるものの、内容は楽しくなれる話にまとまっているのです。例えば、ラッキースケベ的にケモ…

クロス×レガリア 王威の決戦 (角川スニーカー文庫) [感想]

最終巻です。あとがきにあるように、残り2巻のところを1巻にまとめられたようですが、内容を詰め込んだわりに駆け足になりすぎることもなく、エピソードを上手いように展開させていて流石でした。むしろ、展開全てに見せ場がやってくるので、高揚感を持続さ…

ライフアライヴ! キミと始める学園総選挙 (MF文庫J) [感想]

あさのハジメ先生の新作且つ、イラストレーターはゆーげん先生ということで購入しました。MF文庫としてキャンペーンをうっている中でのトップバッターですから、編集部の本気具合が分かります。 ここ数年間アニメ化された作品が多かったので特にそう感じます…

キスから始まる戦機乙女(ヴァルキュリア)2 (MF文庫J) [感想]

ラブコメ成分多め。 最上と六道が修羅場を演じているのは楽しいですね。ニヤニヤしながら読めました。ただ、今回は猫かぶり系ヒロインの日比野がメインだっただけに、二人の競い合いはおまけなのだけれど。 この日比野が普段は優等生だけれど、内面は黒いみ…

フルメタル・パニック! アナザー6 (富士見ファンタジア文庫) [感想]

第二章。 上手いですね。ギアを上げてくるというか、新展開を読ませるにしてもコチラが読みたいときを見透かしたように読ませてくれますし、達也が一歩を踏み出してしまった分岐点にしても描写する部分を丁寧に選択していて好感が持てる。 新キャラクターの…

ココロコネクト プレシャスタイム (ファミ通文庫) [感想]

お祭り騒ぎの短編集。 シリーズが完結しているからこそ、明るい話で最後は締める。藤島さんが元に戻って更に力をつけているようだから、そりゃ企画も無茶苦茶になるというもの。けれど、楽しめればそれで良い、楽しんだ者勝ちとでもいうようなノリのよさに、…

クロス×レガリア 双貌の王 (角川スニーカー文庫) [感想]

これまた面白くなってきた。 ジンというライバルが登場してから、世界が一気に広がっているけれど、まさに第二部スタートという内容。表題にもある通り、資質は真逆でも王の器をもって生まれた馳朗とジンの元に、自ずと忠誠を誓う臣下が集まり始める。 依頼…

学戦都市アスタリスク 04. 追憶闘破 (MF文庫J) [感想]

綾斗が鳳凰星武祭を戦っていく理由、優勝する理由が明確になったのは大きいですね。流されるような形で、ユリスの為に戦ってきていたけれど、これで本気具合が増したような気がする。 姉のことを掘り下げつつ、ユリスが抱えている背景を深堀しつつ、ベスト4…

僕と彼女のゲーム戦争 (6) (電撃文庫) [感想]

何が始まるのかって? 第一次世界大戦さ――。 一泊二日でゲーム合宿に参加している岸嶺たち、初日の個人戦から、二日目はチーム対抗戦。選択されるゲームも、より連携が必要になるものに。 そんな中で選ばれた一つが「Civilization5」というゲーム。残念なが…

アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者7 (講談社ラノベ文庫) [感想]

ミュセルは可愛い。ミュセルが可愛い。 本編は短編集となっているのだけれど、どの話も面白さのベクトルが違って楽しませてもらいました。特にミュセルの母親が訪ねてくる話は良かった。普段はメイドさんをやっているミュセルですが、実はお嬢様だったことが…

僕は友達が少ない9 (MF文庫J) [感想]

友達がいなかった人たちに友達が出来たらどうなるのか。 星奈の告白をどうするのか。ヘタレた小鷹が出した結論とは、とりあえず横においておいて、今までどおり接するというもの。小鷹も星奈のことが好きだと確認し合うのに。あれ、何かおかしい。 小鷹の告…

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。7.5 (ガガガ文庫) [感想]

短編集。 表紙のかわいい女の子は誰かと思ったら、三浦さんでした。本編では怖い印象がある彼女だけれど、表紙からはそれを感じない。葉山がそうであるように、実は三浦さんも色々とスペックが高いのかしら。雪乃と比べてしまうのは駄目だけれど、低いって描…

超粒子実験都市のフラウ Code‐2#足跡無き刻印魔女 (角川スニーカー文庫) [感想]

各研究機関の技術と成果を見せる祭典、TECHカーニバルにスタッフとすて参加することになった隼人とフラウ。巷では爆弾魔の事件が多発していて、このTECHカーニバルも標的になり、隼人たちはそれを止めるために奔走する。 読みやすいですね。構成が綺麗なので…

銀の十字架とドラキュリアIV (富士見ファンタジア文庫) [感想]

体育祭とドッペルゲンガーを主軸に、キャラクターたちの本心を暴き出す物語。 もう何と言ってもルシュラの可愛さが際立っていた。本人が嫉妬していることに気づいているのかいないのか、緋水をどう思っているのか、自らの心に気づくお話になっているので、い…

アイドル≒ヴァンパイア (電撃文庫) [感想]

上月司さんの新作。 著者は「カレとカノジョと召喚魔法」の印象が強くて、作品としても凄く楽しませてもらった。逆に「れでぃ×ばと!」とは相性が悪かったので、近作もラブコメ全開が透けて見える辺り楽しめるか不安だったのだが、読んでみると楽しめた。 吸…

キスから始まる戦機乙女(ヴァルキュリア) (MF文庫J) [感想]

著者の新作ということで購入。 キスをしないと世界に殺される。主人公が生き残りをかけて、女の子とのキスに挑む物語。こう書くとコミカル全開ですが、ギャグではないですし、むしろシリアスだと言える。某作品と同じと言われればそれまでですが、本作はより…

魔法科高校の劣等生 (10) 来訪者編(中) (電撃文庫) [感想]

中巻。 パラサイトの件で達也の周囲がゴタゴタしてるけれど、上巻の感想でも少し触れたように、予定調和に様に何も起こらなかったですね。逆の意味で安心してしまいました。 正直、頭100頁くらいまでと終盤50頁を読めば流れは補完できるのではないかと思うく…

恋に変する魔改上書 (ガガガ文庫) [感想]

第7回小学館ライトノベル大賞 優秀賞受賞作 表紙はどこかで見たことがある絵柄だなと思うのだけれど、別の人だからびっくり。ふわっとしている可愛らしいイラストが印象的。 物語はラブコメの体を成しているけれど、言い方が悪いかもしれませんがそれだけで…

斉藤アリスは有害です。 (2) ~あなたが未来の魔王です~ (電撃文庫) [感想]

誰しもが思ったであろうまさかの続刊。 綺麗に一巻で完結していた物語だっただけに、驚きもあり嬉しくもあり心配もしつつという、何とも複雑な心境で読んだのだけれど、著者の文章はやはり心地良い。とても読みやすい。 丘ペンギンことアリスと秀明のゆるい…

学戦都市アスタリスク 03 鳳凰乱武 (MF文庫J) [感想]

鳳凰星武祭。 六学園が争うタッグ戦。綾斗とユリスが予選を圧倒的な強さで勝ち上がっていき、本選一回戦までが描かれるのですが、まさかのレヴォルフが活躍する展開でした。会長の活躍も意外でしたし、彼らの内情を多く入れ込んでいたのも意外。 ウルサイス…

僕と彼女のゲーム戦争 (5) (電撃文庫) [感想]

一泊二日の学校対抗戦。 テンポよくゲームを紹介して楽しさまで伝えてくれるのが良いですよね。知ってるゲームが出てくるとそれはより顕著で、説明にしても共感しながら頷きながら読めますし、ゲームのコツを知っていれば登場人物たちの技術に凄いとか納得し…

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 3 (GA文庫) [感想]

神の前では嘘はつけーん! ヘスティア可愛いよ。あのツインテールはどうなっているのだろう。ヘスティアが怒るとベルくんの頭をぺしぺしと叩き、ベルくんの鈍感が発動するとへにょんとしおれる。感情が記号となって表現されるから、可愛さの一部になるのです…