Infinity recollection

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川口士

千の魔剣と盾の乙女6 (一迅社文庫) [感想]

過去編。 バルトゥータスとニーウ、ロックとフィルとエリシア、それぞれの出会いを描いている。ロックたちは力が伴っていない頃の話なので、今となっては雑魚の魔物でも苦戦するどころか死にそうになっているのが、初々しい。 そしてバルトゥータスは今も昔…

千の魔剣と盾の乙女5 (一迅社文庫) [感想]

光の槍(ブリュナーク)を探すために廃墟都市ゴリアスを訪れるロックたちが描かれる。ガーリャでの死闘を生き抜いたので、かなり強いパーティーになったはずだけれども、伝説の武器探索ということで地道な冒険です。 それでも地味ということではないのです。…

千の魔剣と盾の乙女4 (一迅社文庫) [感想]

ガーリャ攻略戦。 失われた島ガーリャを取り戻すために、魔剣使いたちが力を合わせて戦う。前線基地で指揮をとるバルトゥータスの元を訪ねたロックたちは、エリシアの師匠ニーウと、フィルの師匠ナイジェルと再会を果たすが、ロックの呪いを聞いたバルトゥー…

魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉2 (MF文庫J) [感想]

テナルディエの軍勢を退けたティグルたち、今回はそれほど大きな戦いというわけでもなく、着実にハーレムの足場を固めているなという印象。戦姫に続いて副官を落としにかかり、終盤での大逆転のごとく新たな戦姫を落としていくティグル恐るべし。 物語は氷の…

千の魔剣と盾の乙女3 (一迅社文庫) [感想]

手紙を届けるためにコノートへ向ったロックたちは、祭りに必要な精霊樹の枝を取りに大陸へ行った魔剣使いたちが行方不明になったことを知らされる。救出に向うロックたちだったが、大陸で邂逅したのは過去にロックへ呪いをかけた敵だった。 過去を描きながら…

千の魔剣と盾の乙女2 (一迅社文庫) [感想]

魔剣使い王道ファンタジー第2弾。 已む無く実家に戻ったエリシアが結婚させられそうになり、ロックを恋人役にして結婚を逃れようとするのだが失敗し、婚約者を賭けて争うことに。妖精の塔から首環を持ち帰った者が、エリシアとの仲を認められる。 ダンジョン…

魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉 (MF文庫J) [感想]

川口士さんの新作。 安心の王道ファンタジー。主人公は凄腕の弓使いだけれど、王国で弓兵というと臆病者の象徴。その活躍は期待されていないし、活躍したとしても評価されない。そんな主人公が敵に捕まったことで、物語の流れが決まる。 弓の腕を認められた…

千の魔剣と盾の乙女 (一迅社文庫) [感想]

魔王を倒す正統派ファンタジー。 世界観と設定が予想よりもかなり深かった。可愛らしいキャラクターやラブコメ、魔剣という格好良いアイテムで丸くはなっているのだけれど、改めて考えると殺伐とした世界を描いている。 ――そこが良かった。 主人公のロックが…