Infinity recollection

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僕は友達が少ない (5) (MF文庫J) [感想]

僕は友達が少ない (5) (MF文庫J)

 

ここに来て衝撃の事実が発覚。

 

冷静に考えれば、そうなるのかもしれないけれど、影が薄かったキャラクターが見方が変わっただけで魅力的になる不思議。夜空が焦るのも分かる可愛らしさ。

 

今までは明確にされないまでも、夜空か星奈かで話が進んでいましたが、夜空にとって肉は肉でしかなく、星奈の残念さに脅威には感じていなかった様子。それが今回は新たに参戦してきたので、落ち着かない。

 

身近に完璧な伏兵がいました。

 

そして、遊園地でのライトノベルでしか出来ないであろう描写。まるで漫画のごとく頁を開くと、挿絵と台詞がそこに待っている。唐突に変わるフォーマット。楽しすぎます。

 

絶叫系アトラクションに乗るまでは小鷹以外は全員が楽しげだったのに、次を読むと絶叫しかない。夜空と星奈は恐怖の中でも罵り合い、小鳩は泣き叫び、マリアは大笑いし、雪村は般若心経、理科は壊れました。

 

夜空と星奈については、これ以降も意地を張り合い残念になっていました。裏切らない残念さ。遊園地だけで半分を使っているけれど、笑いありニヤニヤありでかなり楽しませてもらった。

 

理科が可愛らしい。

 

地味に株を上げたのは理科。小鷹は彼女のことをどうとも思っていないオーラが出まくりで、強いて言うなら変態女子な印象なのだけれど、理科は小鷹のことが気になっている。

 

小鷹に気付いて欲しくて髪形を変えるも、一度も気付いてもらえない理科が悲しい。けれど、小鷹の対応はアレですが、それでも嬉しいのですよね。細かいところで一喜一憂する理科の可愛らしさは破壊力があった。

 

理科と小鷹、髪形変えたんだな、の件は面白すぎる。

 

 Presented by Minai.

僕は友達が少ない (5) (MF文庫J)

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