Infinity recollection

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スプライトシュピーゲル II Seven Angels Coming (2) (富士見ファンタジア文庫) [感想]

スプライトシュピーゲル II Seven Angels Coming (2) (富士見ファンタジア文庫 136-9)

 

ドキドキしたいっしょーっ!!

 

オイレンより先にこちらを読んでいますので、事件そのものは新鮮で、随所でここでリンクするのだなと確認。こちらの三人を援護するかのような誰かさんの狙撃には奮えますし、最後の場面などは熱すぎる。

 

キャラクターがイキイキとしている。

 

個人的に好きなのは乙なわけだけれど、そんな乙が物語序盤から可愛らしかった。何かにつけてテレビに出たい出たいと煩いのがチャーミングだ。他の特甲少女がテレビに出ているから、という理由からだが、そちらを知っているだけに楽しめる。

 

また、シリアスな部分でのモリサンと乙。その二人の関係には、どこか家族らしさが見て取れて、乙の背景を考えると結末が切ない。そこで挿絵を入れ込んでくるのは流石だった。

 

鳳の活躍と想い。

 

鳳も小隊長として二人を守るという意思、以前の事件を心の中では引きずっているので、絶対に助ける、手を離さないという強い思いからの行動に感じるものがありました。

 

何気にオイレンと繋がりが多いのがこの鳳で、そういう意味では向こうを読んだときに楽しくなりそう。面白かった。

 

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