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Infinity recollection

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カレイドメイズ 半熟姫のあかるい国家計画 (角川スニーカー文庫) [感想]

カレイドメイズ  半熟姫のあかるい国家計画 (角川スニーカー文庫)

 

王国復興は子作りから。

 

主人公のカイルと金持ち学生レナートスは、古代の遺跡を探索中に隠し部屋を発見するのだが、そこには2000年前の古代魔法王国の王女が眠っていた。目覚めた王女ネーフェを学院につれて帰るが、彼女には記憶が無くて――。

 

物語はネーフェを連れ帰ったことで、彼女の知識だったり現代では失われた力を狙う組織と争ったり、古代の遺物が暴走したの止めたり、王道の冒険ファンタジーとなっている。

 

ネーフェが子作り云々で天然ぶりを発揮したり、主人公とラブコメしたりする描写もあるけれど、そこは煽られている程に多くはない。純粋に冒険しているのは良かった。

 

魔導万華鏡。

 

魔法が存在する世界で、武器が銃というのは久しぶりで面白かった。正確には、魔法を用いるときに使われる魔道具カレイド・ショットが銃の形をしていて、魔法を打ち出す道具ということだけれど。

 

刀剣類で戦うのではなく、拳銃での戦いというのは熱い。ファンタジーでは刀剣で戦ったり、ダンジョンに挑んだりするわけだが、この作品ではより冒険の要素が強い。

 

遺跡での冒険や探検に挑む主人公たち、拳銃を持っているのがそれらしくて夢だ。また、あとがきにあったように、「インディ・ジョ-ンズ」シリーズの冒険活劇、というので納得した。まさにそれだ。

 

キャラクターも楽しいですし、文章も読みやすくて上手い、気持ちよく読み終われる話のテンポ、主人公とヒロインのラブコメ。この先を見通して書かれていて、読み手もそれを想像して期待できる。

 

作品を読み終わったところでその魅力が整理されて、さらに続きへの期待が高まった。面白かった。

 

 Presented by Minai.