Infinity recollection

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這いよれ! ニャル子さん (GA文庫) [感想]

這いよれ!ニャル子さん: 1 (GA文庫)

 

第1回GA文庫大賞 奨励賞受賞作

 

クトゥルー神話を可愛らしくラブコメディにした作品。邪神だけど美少女なニャラルトホテプことニャル子さんが、化け物に狙われている主人公を守るお話。

 

終始、漫才が展開されていく。

 

物語は主人公を守るということだけれど、正直そこはあまり関係がない。関係あるけれど、関係がない。ニャル子さんは凄く強いので、敵はほぼ一撃なのです。

 

そんなわけで、戦い云々ではなくて、ギャグでどれだけ笑えるか。可愛らしいニャル子さんを眺めていく作品だと受け取りました。コメディ要素がとても強い。

 

頭を切り替えるのに時間がかかって、素直に楽しめませんでしたが、最初から承知して読めば問題ない。笑いは受け皿が広かったので、どこかで笑える。

 

主人公もツッコミが激しいので、そこでも好き嫌いがはっきりしそう。ギャグ漫画として読むのが一番抵抗がないのではないだろうか。

 

 Presented by Minai.

這いよれ!ニャル子さん: 1 (GA文庫)

這いよれ!ニャル子さん: 1 (GA文庫)