Infinity recollection

ライトノベルを中心に感想を載せているサイト。リンク+アンリンクフリー。

まよチキ!7 (MF文庫J) [感想]

まよチキ!7 (MF文庫J)

 

新章突入で執事……じゃなくて犬。

 

ジローの家が無くなってしまったので、奏の家にご厄介になることになったのだけれど、使用人として働くのかと思いきや待遇は犬扱い。先輩の使用人である苺の攻撃を受けつつ、いつにも増してラブコメだった。

 

これまで登場した女の子たち全員に見せ場があったのは良い。

 

特に、スバルとヤミ月さんとマサムネは、そのポテンシャルが計り知れなかった。シチュエーションで魅せていたので可愛らしさが全開だったこともあるけれど、ジローがヒロインとキスする確率が面白いように上昇。

 

ヒロインが攻勢に出ているので、一つの行動が強烈。同じ屋敷にヒロイン3人が暮らしているのだから、恋愛イベントが起こらない方がおかしい。流れにませて自然とジローに好意を向ける女の子は良い。

 

しかし、ヤミ月さんは心配。早くデレ月さんに戻ってきて欲しいし、自分に素直になってもらいたいのだけれど、彼女の気持ちも理解できないわけではないので難しい。抱え込んで抱え込みすぎたヤミ月さん。行動と心が伴っていないところに、無意識に負荷がかかっていた。

 

気持ちを制御しようとして制御できないもどかしさ。恋して青春している感じに好感が持てました。終盤には妹が爆弾を投下してくれたので、続きがとても気になります。

 

面白かった。

 

 Presented by Minai.

まよチキ!7 (MF文庫J)

まよチキ!7 (MF文庫J)