Infinity recollection

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少女と移動図書館 (集英社スーパーダッシュ文庫) [感想]

少女と移動図書館 (集英社スーパーダッシュ文庫)

 

ついのべ。

 

Twitterでつぶやかれた物語がライトノベルに――と言われてもニュアンスが様々に分かれるとは思うので、まずはあとがきを読んでみることをオススメしますし、内容を少しでも見れば作品がやりたいことがわかるかと思います。

 

そんな自分はニュアンスが違ってしまった一人。物語には日常でのちょっとしたことや、登場人物が感じた気持ち考えなどが綴られていき、どれも優しさや温かさを感じることが出来て内容は好きなのです。けれども、想像していたものは違う。

 

小説というよりは一話完結の詩。

 

考えていたのはツイッターで投稿されたとはいっても、フォーマットは一般小説のそれ。そのギャップから勝手に残念に思ってしまいました。そんなわけなので、違和感が。

 

お話は良いと思うけれども、ライトノベルにして一気に読んでしまうと、何が何だか分からない。心に響くものは何個かあったので、誰もが自分の好きな話を見つけられて素敵だと思う反面、直ぐに次の話に進んでしまうから印象に残り難い。

 

ゆっくり、時間をかけて読んだらいいのかもしれません。

 

 Presented by Minai.

少女と移動図書館 (集英社スーパーダッシュ文庫)

少女と移動図書館 (集英社スーパーダッシュ文庫)