Infinity recollection

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まよチキ!8 (MF文庫J) [感想]

まよチキ!8 (MF文庫J)

 

デレちゅきさん。

 

何この可愛い生き物。身体は高校生のまま、記憶だけ8歳に退行してしまった涼月奏に、周囲は四苦八苦。主なのだけれど言動は8歳で無茶なお願いをされたりする、高校生の奏に戻す方法を探るのだけれど――。

 

そもそも、8歳に退行してしまったことには彼女の抑えてきた気持ちがあるわけで、ある意味でストレスから退行したともいえるし、子供じゃなければ言えないことも出来ないこともあるということ。

 

終盤の観覧車で奏が見せた甘えと、その後の台詞が印象的。一歩引く形になった奏でだけれど、もう一度前に踏み出して戦うことを期待してしまうかな。――それにしても、無垢なデレちゅきさん可愛かった。

 

ジローがスバルへの気持ちに気付く。

 

今回は進展目まぐるしい。気付いた後のジローは行動が早い。今まで築き上げた関係があるから、というのもあるけれども人生で初めて告白を案外すんなりと言えてしまうのは凄い。――そして、一瞬でフラレるのも凄い。まさかフラレるとは……、どうなってるのこれ。

 

人生初告白からの人生初フラレに遭遇して落ち込んでいるジローに、今度はマサムネから衝撃の辞令が言い渡されてしまうので、次からはまたしても波乱の予感。

 

怒涛の勢いでした。面白かった。

 

 Presented by Minai.

まよチキ!8 (MF文庫J)

まよチキ!8 (MF文庫J)