Infinity recollection

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9S(ナインエス)〈5〉 (電撃文庫)

9S(ナインエス)〈5〉 (電撃文庫)

 

ADEM編、上巻。

 

勇次郎の痕跡をたどる由宇と闘真に追っ手が迫る。ADEMはミネルヴァの一件から組織存続の危機。そんな中、新に七つの大罪が表舞台に現れる。

 

印象に残ったのは、いなくなってしまった闘真を心配する麻耶だろうか。闘真の部屋まで訪れて、クッションを抱きしめる麻耶の姿には感慨深いものがある。

 

物語的には本当に序章。終盤になって一気に物語が動き、続きが気になる終わり方をするのだけれど、それまでは説明やら伏線が多かった印象。なので、やや退屈してしまった。

 

映画を観ているように読める、と感想を書いてきたけれど、今回は外国のTVドラマを観る感覚に近い。これからどうなるのか気になる。

 

楽しめました。

 

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9S(ナインエス)〈5〉 (電撃文庫)

9S(ナインエス)〈5〉 (電撃文庫)