Infinity recollection

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機巧少女は傷つかない8 Facing "Lady Justice" (MF文庫J) [感想]

機巧少女は傷つかない8 Facing

 

いろり可愛いです。出番が少ないだとかは関係がなくいのです、たとえ日輪の話だとしても、いろりが可愛い。メインヒロインではないですし、準主役級でもないけれど、それでも以下略――。

 

雷真の許婚の件が破談になったと知るや、元気になるいろりが何とも恋する乙女でした。心ここにあらずで湯飲みからお茶を溢れさせる姿も、それはそれで雷真のことが大好きなのだと伝わるのでいいのですが、彼女にはクールにデレていて欲しい。

 

いつものように口では雷真のことなど気にしていないというが、行動は大好きオーラがまぶしいので、思わず悶えさせられる。

 

圧倒的なバトル。

 

夜会が一気に進んだ印象を強く受けるでしょう。ついに<十三人>が動き出しました。雷真の快進撃を受けて、<十三人>から数名が降格宣言、しかもそれが受理されてしまうのでワクワクが止まらない。ましてや、各々が雷真たちのようにギルドのような集団を形成しはじめるので、これまでの個人戦から団体戦へと様相が移り変わってきました。

 

雑魚を蹴散らすような集団戦闘ではなく、一人ひとりが全力で戦う団体戦です。もうこれだけで熱いのだけれど、戦いの規模が半端じゃない。派手も派手、フィールドを破壊する勢いと威力が実際にあるので、迫力と緊張感が増している。

 

引きも気になる。<暴竜>の強さを存分に発揮して欲しいところです。面白かった。

 

 Presented by Minai.