Infinity recollection

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棺姫のチャイカV (富士見ファンタジア文庫) [感想]

棺姫のチャイカV (富士見ファンタジア文庫)

 

上巻。

 

これ、フレドリカがいなかったらどうするんだろう……。空中要塞へ進入するとき然り、中での行動然り、トールだけじゃとっくに死んでいると言いますか、フレドリカがいて初めてどうにかなってる気がします。

 

というか、彼女何でもありなので、彼女自身がどうあっても死にそうにない。外側フレドリカと中側フレドリカの件には笑いがこみ上げてきます。描写的には気持ち悪いというのが適切で、想像してしまうと気持ち悪いのだけれど、能天気なフレドリカの台詞がシュールさを誘って面白いのです。

 

物語の方は、空中要塞に進入してトラブルが発生して――というところで下巻に続く構成。引きが物凄いところなので、これからどうなるのか気になって仕方がないでしょう。謎も全く解決していませんし、続きを読んでみないと何とも。

 

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棺姫のチャイカV (富士見ファンタジア文庫)

棺姫のチャイカV (富士見ファンタジア文庫)