Infinity recollection

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ソードアート・オンライン プログレッシブ1 (電撃文庫) [感想]

ソードアート・オンライン プログレッシブ1 (電撃文庫)

 

アインクラッド編を第一層から――アスナの扱いとかどうするのだろうと思っていたら、いっそ振り切っていて清清しかった。あとがきにも書いてあるけれど、アスナと仲良くなったのは後半の層からなので、矛盾すると言えばするけれど、アスナがいないとSAOではないというのには納得。登場しないよりは登場してくれた方が嬉しいです。

 

アニメーションでの第一層攻略戦。

 

SAOを読んでいる人はアニメーションを見ている方も多いと思うのだけれど、そのアニメで描かれる第一層ボス攻略を補完する形で物語が進められる。見たことある描写から、実はこんなことがあったのかと、より細かく描かれているのがいいです。

 

文章の強みでしょう。ボスの強さなどは本作の方が伝わりますね。同じく、後からアニメーションを見ても補完されるでしょうから、より面白く映像が見れると思います。

 

第二層攻略戦はより引き込まれたといいますか、細かいところで伏線を入れているところは上手いですし、良くまとまっているのは流石。特に、PKという禁忌が初めて登場するのが印象的。

 

実際にPKが行われることはないのだけれど、微々たるものでも、徐々に心理的ハードルが下がっていくのが恐ろしい。プレイヤーを巧みにPKに誘導しようとしているダガー使いの存在が意味深です。このダガー使いは攻略組みに上手く紛れ込んでいるので、もしや後のラフィンコフィンメンバーだったりするのかしら。想像するのが楽しいです。

 

ボスもなるほどなというギミックで、読んでいて絶望が伝わってくるのが凄まじい。それ以上に、諦めないキリトの姿に震えます。これからどのようにギルドが分かれていくのでしょう。勢力図がどうなるのかにも注目していきたい。

 

――最後に、アルゴ可愛いです。めっちゃ可愛い。鼠さん可愛い。

 

 Presented by Minai.