Infinity recollection

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僕と彼女のゲーム戦争 (5) (電撃文庫) [感想]

僕と彼女のゲーム戦争 (5) (電撃文庫)

 

一泊二日の学校対抗戦。

 

テンポよくゲームを紹介して楽しさまで伝えてくれるのが良いですよね。知ってるゲームが出てくるとそれはより顕著で、説明にしても共感しながら頷きながら読めますし、ゲームのコツを知っていれば登場人物たちの技術に凄いとか納得しながら読める。

 

ぷよぷよとか懐かしくて、友達と対決をしたのを思い出しました。ゲームは下手だったので、いつも負けてましたから、がちゃ積みで対抗してました。子供のときに、がちゃ積みと言っていたものが、カエル積みと世間では言うのですね。ちょっと新鮮でした。

 

表紙を見てもらえれば分かるように、今回は東方も作中で扱われます。弾幕が凄いってことくらいしか知りませんでしたが、ゲームの設定を説明されると世界観が面白いなとか、ゲームシステムも単純だけれどよく出来ているなと興味が湧きました。

 

いや、本当に登場人物たちがドヤ顔で楽しんでいるのが伝わってくるので、読んでいて幸せになれるのですよね。二つ名とか、能力名とか叫んじゃう感じがこそばゆくて良いですよね。

 

また、今回は学校対抗戦の合宿ということもあって、いつも以上に女の子に囲まれる岸嶺をニヤニヤしながら眺めさせてもらいました。杉鹿と鷹三津がゲームで戦うよりも、岸嶺を奪い合うというラブコメ展開にもニヤニヤできて、天道まで参戦しそうな勢いなのが期待させます。

 

天道に関しては謎も多いですから、その辺りも今後は分かってくるのかしら。

 

 Presented by Minai.