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Infinity recollection

ライトノベルを中心に感想を載せているサイト。リンク+アンリンクフリー。

アナザー・ビート 戦場の音語り (電撃文庫) [感想]

アナザー・ビート 戦場の音語り (電撃文庫)

 

あらすじを読んで面白そうだからと購入していたのが、500頁を超える作品だけに、手をつけるまでに時間がかかりました。当然、読み終わるまでにも時間がかかりましたが、アニメ映画を見ているような雰囲気のある作品でとても読みやすかったですし、世界に入り込みやすかった。例えるなら、バイダイナムコから発売されているテイルズシリーズを彷彿とさせるような丁寧で温かみのあるファンタジー世界が描かれるので、ゲームをプレイしているように自然と世界に溶け込める。

 

文章の表現というのか、地の文からキャラクターの台詞に繋げていく部分とまたその逆も然りなのですが、文字の繋がりが綺麗で滑らかでした。小説としては当たり前なのかもしれませんが、アニメ映画を見ている様にと表現したのもそれで、脳で想像する映像に説明が追いついてくるのが読んでいて気持ち良いのですよね。こういう台詞なら表情と行動はこれだというのをきっちり押さえてくるから読んでいてストレスがない。中盤を圧縮しようと思えば出来たのかもしれませんが、少しずつゆっくり読んでいっただけに、中弛みはそこまで感じませんでした。

 

ただ、やはり長いには長いです。それは否定できないですし、物理的にも重いので出来たら上下巻に分割して欲しかったかなとも思います。売り上げ的には一冊でまとめてしまった方がいいのでしょうけれどね。