2012-10-01から1ヶ月間の記事一覧
第3回このライトノベルがすごい!大賞 優秀賞受賞作 よく出来ている。物語に一本筋が通っているし、文章も読みやすくまとまっている。これまで読んできた受賞作の中でも抜群に安定している印象を受けた。 魅力的だったのは世界観。現代の東京に、江戸時代の…
第8回MF文庫Jライトノベル新人賞 優秀賞受賞作 あ、あれ……。優秀賞を受賞しているけれど、納得できないな。設定とラブコメに特化したところが評価されたのでしょうか、会話のテンポ感も良かったですしレーベルらしさはありましたが、ヒロインの性格がこれは…
第8回MF文庫Jライトノベル新人賞 佳作受賞作 予想外にシリアス。 ゲームの世界に入った主人公が、永遠と終わらないループ世界でラブコメをするという世界観だと思っていたので、レーベル柄もあり明るい話かと思っていたのだけれど、真面目。もちろんラブコメ…
笑いのセンスが合わない。 序盤は主人公と悪魔のちぐはぐな会話が続くのだけれど、非常に読み難いし、会話劇で笑いと面白さを提供するには日本語がただ並べてあるように映ってしまい文章を理解するのに時間がかかる。 展開としても前後で繋がりがあるのか無…
サンシャインシティが真っ二つ。 草薙の剣さん強烈ですね。行動原理は日本のために――なのだけれど実現しようとする手段が過激で、尚且つ本人も神話級Dアームだから過激な内容であろうとも実現できる力があるという、厄介極まりない武器。厳重に封印されてい…
キノの旅、いつも楽しく読んでいるけれど、今回はいつも以上に面白く感じた。何故だろう。 死人達の国でスプラッターホラーを展開させたかと思えば、恋文の国でのミステリーチックなラブロマンスが展開され。フォトの話もある。国々の設定等で魅せていくキノ…
なのである。 凪紗が表紙に登場していることから分かるように、彼女が本格的に物語に絡んでくることで大きな動きが起こる。日毬が成長していく姿を描くほうがやはり面白い。つまらないわけではないが、千歳が主役だった前巻は今回の布石となっていることが見…
錬金術師クースラと修道女フェネシスのマグダラを目指す物語。 戦争が起こると技術が発展するのは昔から、新しい技術を探求するのなら戦争の最前線を目指すのが早い。錬金術にしてもそれは同じで、戦争中は異端も許される。逆を言えば、最前線でないなら異端…
シリーズ完結編。 ここで終わるのかという終わり方。これから更に面白くなる展開にしか見えないので、是非とも続きが読みたいところなのだけれど、大人の事情で続けるのは難しいということなのか。 アリオンとの決戦と三国同盟がどうなったのかの顛末が描か…
中二病がいっぱい! 生徒が二つ名をつけることで異能を発現する学園を舞台に、間違って不名誉な二つ名をつけてしまった主人公の新が、自らの二つ名を返上して別の二つ名を貰うべく、学園主催のバトル大会で優勝を目指す物語。 良いなと思ったのは悪い奴がい…
ダークファンタジー。 とにかく人が死んで、ひたすら暗くて重い物語。そんな中で、死を告げる精霊であるところデュラハンを上手いこと料理して「生と死」を描いている作品。 死人は生き返ったりしないのが世界の法則だけれど、それを捻じ曲げる死霊術。死者…
シリーズファイナルシーズン。 阿良々木暦の為の阿良々木暦にささげる壮大なる前フリ。 オチなんてあって無いようなもの。ひたすら妹たちとイチャイチャして、全裸見ておっぱい触ってたら話の主軸にいきなり放り込まれ、余接がUFOキャッチャーされて幕が下り…
完結編。 ココロコシリーズもついに終わりを迎えますか。これまで様々な現象に振り回されてきた文研部でしたが、その度に仲間と力を合わせることで乗り越えてきた。ここからどのような現象が待ち受けているのかと思いきや……、これは予想外でした。 確かにア…
上巻。 これ、フレドリカがいなかったらどうするんだろう……。空中要塞へ進入するとき然り、中での行動然り、トールだけじゃとっくに死んでいると言いますか、フレドリカがいて初めてどうにかなってる気がします。 というか、彼女何でもありなので、彼女自身…
アニソンは素晴らしい。 日本に留学してきたドイツ人エヴァが、学園祭でのアニソンライブを目指して奮闘する物語。高校生でアニメソングというと、一般的には奇異される傾向にあるのが現状ですが、海外からみるとクールに映ることもある。 クラスメイトが若…