Infinity recollection

ライトノベルを中心に感想を載せているサイト。リンク+アンリンクフリー。

2013-02-01から1ヶ月間の記事一覧

フルメタル・パニック! アナザー5 (角川ファンタジア文庫) [感想]

暗い、暗いよ達哉くん。兵士と学生の狭間で揉みくちゃにされている達也くんが悩んでいる。これまでPMCとして仕事をしてきたけれど、ここからは人命を賭けることになる――かもしれない。それは自分の命、仲間の命、そして敵となる者の命。 ASで戦うということ…

青春ラリアット!!(5) (電撃文庫) [感想]

短編集。 安定して面白いですね。コミカルに描かれる学園生活が、息抜きに丁度良いのですよね(良い意味で)。相変わらず人前では呼んではいけない作品です。思わず噴出しそうになってしまいますし、油断していると顔がニヤケてきてしまうのですよね。 本編…

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 2 (GA文庫) [感想]

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 2 (GA文庫)作者: 大森藤ノ,ヤスダスズヒト出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ発売日: 2013/02/16メディア: 文庫 クリック: 17回この商品を含むブログ (17件) を見る

塔京ソウルウィザーズ (電撃文庫) [感想]

第19回電撃小説大賞 銀賞受賞作 これは、凄いのが出てきた。正直、どう感想にしようか迷いました。というのも、とにかく説明が多い作品だからです。実に作品の半分は世界観と独自設定を説明するのに使われているのではないかと思わせるほどに説明だらけなの…

アリス・リローデッド ハロー、ミスター・マグナム (電撃文庫) [感想]

第19回電撃小説大賞 大賞受賞作 コレは良いものだ。硝煙の匂い漂う、荒れた荒野での西部劇。丁寧に描かれていくガンアクションは見物ですし、魔法の要素が違和感なく組み込まれているのも演出を盛り上げる。読んで絵が浮かぶというのも、とても魅力的に映る…

エーコと【トオル】と部活の時間。 (電撃文庫) [感想]

第19回電撃小説大賞 金賞受賞作 オカルトな雰囲気を漂わせながらも、描かれるのは化学部の日常系ミステリー。喋る人体模型【トオル】と、冷静に淡々としたエーコの奇妙なやり取りが面白い。エーコの一人称で語られる物語は読みやすいので、二人の会話劇が際…

ドラゴンチーズ・グラタン (このライトノベルがすごい! 文庫) [感想]

タイトルから想像できるように料理モノの作品だ。この時点で読む前から期待していた。ファンタジーな世界観に独自の設定、そこで描かれる料理と。登場するキャラクターたちも個性的だし、主人公も駆け出し料理人で実力はまだまだだけれど才能はありそうと期…

《名称未設定》 Struggle1:パンドラの箱 (ファミ通文庫) [感想]

第14回えんため大賞 特別賞受賞作 武器の説明が面白い。これだけで物語に引き込んで、展開を盛り上げているのは本作の強みだ。 ゲームに提供される不思議な武器の数々は、元々が未来人の玩具なので、現代の感覚からすると異常兵器に映る。作った人間は狂気に…

七星降霊学園のアクマ 七星降霊学園のアクマ 03 ラース・フィンガー (角川スニーカー文庫) [感想]

カグラがいなくなってしまうのは衝撃が大きいですね……。 悪魔と学園の全面衝突からシリアス一直線な内容でした。学園のあり方が問われるというのか、大人の権力争いに利用されている背景が見えて気持ち悪い。退魔師を育成する学校でありながら、学校というこ…

機巧少女は傷つかない10 Facing "Target Gold" (MF文庫J) [感想]

アニメ化決定。おめでとうございます。 ――いろり、可愛い。大好きなキャラクターだと前から言っていた気がするけれど、時代がやっと追いついてきたのでしょうか。もはや心の声がだだ漏れているいろりさんではありますが、雷真の妻になることを宣言するという…

蒼柩のラピスラズリ2 (MF文庫J) [感想]

遺産集めも順調に進んでいたようで、次は学園生活を描いていくのかなと思いきや、いきなり爆弾をぶち込んできました。物語が加速していくのは著者の持ち味ですので、今回も動かすなあと。七海さんの積極には、驚きです。 愛の告白から、お見合い。 回りくど…