佐島勤
来訪者編完結。 リ、リーナが活躍していない。天下のアメリカは終始かませ犬の扱いといいますか、達也と深雪の無双とイチャラブを楽しく読む作品だから仕方ないのだけれど、前にもいったように大掛かりな組織とか階級とか、全てにおいて説得力がなくなって括…
中巻。 パラサイトの件で達也の周囲がゴタゴタしてるけれど、上巻の感想でも少し触れたように、予定調和に様に何も起こらなかったですね。逆の意味で安心してしまいました。 正直、頭100頁くらいまでと終盤50頁を読めば流れは補完できるのではないかと思うく…
USNA(北アメリカ大陸合衆国)戦略級魔法師登場。 上中下の三巻構成ということもあり、終始ゆっくりしています。本作を読んでいるなら慣れてもくるけれど、いや本当に何も起こらない。相変わらずの説明につぐ説明、なるほどなと設定に関心している内に終わり…
妹と兄の関係が構築される前。 棘のある深雪から、兄を尊敬する深雪に。 けれど本質は変わっていないのでしょうね。相変わらずイチャイチャしています。 達也強いですね。これは誰も勝てないですね。こちらも相変わらず理不尽に敵がやってきますが、前々から…
横浜事変。 全国高校生魔法学論文コンペティションの会場でなにかが起こると聞いていたので、またテロリストがやってくるのだろうと思っていたら、戦争が始まっていた。大陸からのテロリストは確かにやってくるが、その規模がもはや戦争。事変となっているの…
全国高校生魔法学論文コンペティションを読みたかった……。 予想はしていましたが、論文コンペが開催されるに辺り、達也の周りでまたしても不穏な動きがあり、大陸からの産業スパイやら刺客やらと戦いを繰り広げる話。脇役などの行動にも焦点が当てられ、幹比…
短編集。 九高戦が終わり、夏休みと新学期が描かれる。純粋に夏休みに息抜きしている日常が描かれるので、全体的にほんわかゆったりしている印象――ただ、司波兄妹だけは別らしい……、怖い怖い。二人の絆の深さを思い知りました。 兄妹でデートをする話がある…
九校戦編。 新人戦が始まって、一年生が輝くときが来ましたが、そんな中で一際異質だったのはやはり達也だろう。エンジニアとしてCADの調整をする裏方に回りながら、ここまで注目を集めるとは。達也が組み込む革新的な術式の数々に毎回のように驚かされる先…
全国の魔法科高校が集まり競い合う競技大会、通称「九校戦」。第一高校も当然参加することになるが、遠征メンバーは基本的に一科生で構成される。そんな中に、CADの調整を行う技術スタッフとして唯一、二科生の司波達也も選ばれることに――。 面白くなってき…
まず、冒頭で通貨の話をさせて欲しいのだけれど。デノミネーションを行なっているので通貨価値は百年前と変わらない、というような記述があるが、それを読んで著者は本当に未来を想定して書いているのだなと言うことが窺えてよかった。 百年も経てばそれなり…
魔法というものが世界に認知され、一般化した日本。魔法は高度に技術科され、魔法を教える魔法科学校まで存在するようになっていた。学校では才能ある生徒たちが日々魔法を学んでいるのだけれど、才能がある生徒は一科生、才能の劣る生徒は二科生と明確に分…