Infinity recollection

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兎月山羊

ラストセイバー 救世の後継 (電撃文庫) [感想]

世界観の作り込みは流石。 2015年から2140年にタイムスリップした主人公が、未来世界の脅威と戦う話。あとがきでも書かれているように、2012年現在から考えて、ありそうなラインで未来が描かれているので、読んでいて素直に胸へ落ちていく。 コンピュータ限…

アンチリテラルの数秘術師(アルケニスト)〈5〉 (電撃文庫) [感想]

最終巻。 佳境に入っていたのは察していたけれども、実感としてはもう終わってしまうのかという気持ちが大きい。数学の要素を取り入れた面白い作品だっただけに残念。 さて、物語はアンチリテラルとして覚醒した誠一と、災厄の数に深く関わるクリフォトと呼…

アンチリテラルの数秘術師(アルケニスト)〈4〉 (電撃文庫) [感想]

雪名と誠一をくっつけようと変に気を利かせた結果、東京内戦の跡地へ冬の肝試しに行くことになったのだが、そこで災厄の数と出会ってしまう。漆黒に包まれた少年カラス、どうやらアンデレとは因縁があるようで……。 零。 いつかは登場すると思っていたけれど…

アンチリテラルの数秘術師 3 (電撃文庫) [感想]

虚数「i」。 北海道旅行に来たはずが、旅館の近くに飛行機が墜落して化け物まで現れる。事件に巻き込まれていく主人公たちと、どうしても災厄の数の力を借りるしかなかった適役の物語。どこまでも「i」をつき、いつまでもキミを「i」してる。 恋とは何なのだ…

アンチリテラルの数秘術師(アルケニスト)〈2〉 (電撃文庫) [感想]

理系ファンタジー。 物語は数学の集合と人間関係をテーマにして語られているのだけれど、数学を知らなくても言葉から状況を直感的に捉えられるようになっているのは優しい。何となく察せる範囲の数学を使っているのも考えられているのかしら。 学校、会社、…

アンチリテラルの数秘術師(アルケニスト) (電撃文庫) [感想]

第17回電撃小説大賞 銀賞受賞作 ある日、主人公の冴上誠一は屋上から飛び降りた少女を見る。それがクラスメイト羽鷺雪名との出会いであり、数秘術師との出会いでもあった。世間では願いを叶えてくれる赤帽子の噂が流行っているのだが、誠一の妹がこれを試し…