Infinity recollection

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つきツキ! (MF文庫J) [感想]

つきツキ! (MF文庫J)

 

第6回MF文庫Jライトノベル新人賞 佳作受賞作

 

主人公が街で神を名乗る少女エルニにご飯をおごってあげたら、ある朝見知らぬ金髪少女ルナが隣りで寝ていた。ルナは忍さんの奴隷ですと懐いてきて、なし崩し的に一緒に暮らすことに。

 

良くも悪くもMF文庫Jラブコメ。

 

少しのエロさと少しの熱さ、軽いノリから展開されるラブコメで、美少女と一緒に暮らすことを堅実にこなしていた印象。突飛なことが起こるわけではないので、読み手の予想を超えない範囲で素直に読める作品。

 

ただ、主人公が個性的なので、そこを許容できるか出来ないかで面白さがガラリと変わってしまう。そんな自分にはノリが合わなかった。しのむん、は無かった。

 

忍は考え方はしっかりしているけれど、普段はお調子者を演じていて、直ぐに笑いをとる方向に会話を持っていく。なので、ギャグとして読めれば面白いし、重要なところでは毅然とした態度をとれる。

 

その差があって、ルナに気になる一言を言うのが良さ。

 

自分はそこが駄目だった。いい台詞を言うのだが、普段のギャグが肌に合わないのでそこだけ浮いているように映ってしまう。

 

 Presented by Minai.

つきツキ! (MF文庫J)

つきツキ! (MF文庫J)