Infinity recollection

ライトノベルを中心に感想を載せているサイト。リンク+アンリンクフリー。

氷結鏡界のエデン5 絶対聖域 (富士見ファンタジア文庫) [感想]

氷結鏡界のエデン5  絶対聖域 (富士見ファンタジア文庫)

 

イシュタルが可愛らしい。

 

普段は猫をかぶっているので、口調から態度から柔らかい印象を受けるのだけれど、いざ戦いや重要なところになると格好良くなる。その差が面白かった。

 

彼女はレオンと同じくシェルティスとは知り合いなのだけれど、シェルティス自身がそのことを誤魔化しているので、イシュタルが気付いているのか気付いていないのかは曖昧なままで進んでいく。

 

千年獅になれる技量を持ちつつ、錬護士のままでいるイシュタル。彼女が物語に与えてくれる雰囲気に好感が持てた。

 

そして、エルベルト共鳴。シェルティスとユミィの間に何故それがあるのかと切なくなる。ユミィとシェルティスの頼られ頼る、お互いの関係が見えてのも良かった。

 

今回は「黄金のマハ」や「イグニド」など敵の思惑なども見えてきたので、そういう意味では次に繋がっていく話でもあり、楽しみ。

 

 Presented by Minai.

氷結鏡界のエデン5  絶対聖域 (富士見ファンタジア文庫)

氷結鏡界のエデン5 絶対聖域 (富士見ファンタジア文庫)