Infinity recollection

ライトノベルを中心に感想を載せているサイト。リンク+アンリンクフリー。

7秒後の酒多さんと、俺。 (ファミ通文庫) [感想]

7秒後の酒多さんと、俺。 (ファミ通文庫)

 

 

7秒後の未来を音として聞くことが出来る面堂朗は、転校した高校で運動神経が壊滅的な美少女、酒多さんに出会う。朗は酒多さんがトラブルに遭うことを放っておけないので、彼女を助ける毎日が始まる。

 

部活動を見て回っていく過程で、酒多さんが次々にアクシデントを起こすので、それにヒヤヒヤしつつも、自然とラブコメするような流れが出来上がる。

 

酒多さんは可愛らしい。酒多さんが本当に良い人なので、彼女を見ているだけで気分が明るくなれた。

 

喫茶店のアルバイトをすることになってからは、面倒くさいキャラクターだった川原の良い面が見えたし、縁との絡みも多くなる。

 

また、自分の能力に嫌気がさしていた朗が、酒多さんと触れ合うことで人との付き合いの楽しさやら、自分に前向きになっていく流れ。それに気付いていくのが良かった。

 

酒多さんにしても、朗と出合ったことで積極的に物事に取り組めているし、彼女も人との接し方が変わってきていて、前向きになっていく。

 

朗が酒多さんを助けていくだけのラブコメなのだけれど、面白かった。次は縁がメインになりそうだけれど、どうなるのか楽しみ。

 

 Presented by Minai.