Infinity recollection

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まよチキ!6 (MF文庫J) [感想]

まよチキ!6 (MF文庫J)

 

体育祭編。相変わらずの読みやすさでスラスラと読める。

 

スバルや涼月たちと体育祭を楽しむというよりは、鳴海姉妹に焦点を絞っていた。物語はナクルの姉である鳴海シュレディンガーが、ジローに勝負を挑む形で進んでいく。

 

このシュレディンガー先輩が、手芸部における現在のトップランカーなのでジローは大変だ。体育祭で決着をつけようという流れになるのだが、これはシュレ先輩の妹を想うが故の行動。

 

そんな姉妹の成長を描きつつ、話を進めるのも良かった。シュレディンガー先輩は可愛らしいですし、子どもっぽいのに大人だと言い張るところは子どもだなと感じさせて、それがまた可愛らしさに繋がっていました。個人的にシュークリーム作れるのはそれで凄いと思ってしまった。シューを作るのは難しい。

 

何気に重要なことがチラホラ。

 

今回ではナクルを進展させることで、彼女の行動がもたらすジローの変化にも今後は期待したいところではある。デレ月さんがヤミ月さんにクラスチェンジしてしまったことも大きいです。個人的にはデレ月さんに戻ってきて欲しいけれど。

 

一番大きいのは、新章突入だろうか。

 

物語も二学期に突入ということで、舞台をリセット。大丈夫かジローと心配しつつ、新しい生活がどのように転がっていくのか、はたまた転がされていくのか。続きに期待。

 

面白かった。安定しています。

 

 Presented by Minai.

まよチキ!6 (MF文庫J)

まよチキ!6 (MF文庫J)