斬光のバーンエルラIII (MF文庫J) [感想]
ターヤが仲間に加わり、第五王子であるハイドの城に辿り着くのだけれど、このハイドが意外に良い奴。これまでの話から王子は全員悪い奴という印象があっただけに、逆に驚いた。
てっきりターヤは別で、他の王子は悪い奴と考えていたからだろう。レネとハイドはお互いに相性も良いみたいだし、仲間が増えるのは嬉しい。
また、メイ家の長女メイランと次女メイリンが登場したもの面白くて。ここに来てまでまだハーレム要因を増やすのかと。一貫していた。
最終的に姉妹全員が味方になっていくのは予想できるけれども、いざ読んでみると破壊力がある。個人的にメイリンはお気に入りになれそうだ。
大雨でのミーガンとティナも読んでいて楽しい。ミーガンはレネの反応に戸惑っていたし、ティナはやっと自分の気持ちに気付けたのかなと想わされる仕草が多くなりました。
テンポも早いくらいで、さくさく進みますし、単純に読みやすい。面白かった。
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- 作者: 穂村元,千葉サドル
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2011/01/21
- メディア: 文庫
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