這いよれ! ニャル子さん (GA文庫) [感想]
第1回GA文庫大賞 奨励賞受賞作
クトゥルー神話を可愛らしくラブコメディにした作品。邪神だけど美少女なニャラルトホテプことニャル子さんが、化け物に狙われている主人公を守るお話。
終始、漫才が展開されていく。
物語は主人公を守るということだけれど、正直そこはあまり関係がない。関係あるけれど、関係がない。ニャル子さんは凄く強いので、敵はほぼ一撃なのです。
そんなわけで、戦い云々ではなくて、ギャグでどれだけ笑えるか。可愛らしいニャル子さんを眺めていく作品だと受け取りました。コメディ要素がとても強い。
頭を切り替えるのに時間がかかって、素直に楽しめませんでしたが、最初から承知して読めば問題ない。笑いは受け皿が広かったので、どこかで笑える。
主人公もツッコミが激しいので、そこでも好き嫌いがはっきりしそう。ギャグ漫画として読むのが一番抵抗がないのではないだろうか。
Presented by Minai.
- 作者: 逢空万太
- 出版社/メーカー: ソフトバンク クリエイティブ株式会社
- 発売日: 2009/04/15
- メディア: Kindle版
- 購入: 2人 クリック: 2回
- この商品を含むブログを見る