Infinity recollection

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罪都B×B (ガガガ文庫) [感想]

罪都B×B (ガガガ文庫)

 

微妙。前作もそうでしたが、著者とは合わないのだと再認識しました。

 

どの場面を読んでみても、登場人物の行動が唐突すぎるように映ってしまい何故その行動をしているのかまで理解が追いつかない。主人公は戦ってばかりなのだけれど、戦う意味が見えてこないのと言動が子供すぎることに共感できませんでした。

 

主人公は中学生の14歳なので、思考が子供すぎるのは当たり前といえば当たり前で、それを踏まえた上で読むと中学二年生かな、と納得したりもするけれど、それにしても幼稚に映ってしまった。戦いをゲームだと言ってしまったり、学校での生活態度だったり、二つ名だったりと色々と痛い。

 

作中でヒロインが主人公のことを、「生意気だしゲームとか分けわかんない」、みたいなことを言うのだけれど、まさにその通りで、主人公が分からない。

 

また、ヒロインたちが主人公のことを好きになる要素が分からない。ヒツジの想いは良かったのだけれど、もう一人のツンデレさんの方が、これも感情の変化が唐突に映った。少し優しくされただけで好きになるものなのかしら。疑問。

 

 Presented by Minai.

罪都B×B (ガガガ文庫)

罪都B×B (ガガガ文庫)