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魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉2 (MF文庫J) [感想]

魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉2 (MF文庫J)

 

テナルディエの軍勢を退けたティグルたち、今回はそれほど大きな戦いというわけでもなく、着実にハーレムの足場を固めているなという印象。戦姫に続いて副官を落としにかかり、終盤での大逆転のごとく新たな戦姫を落としていくティグル恐るべし。

 

物語は氷の戦姫リュドミラが登場したことで、これから順番に戦姫が仲間になっていくことを予感させます(中心はあくまでエレンだろうが)。

 

ハーレムやりつつも、国の力関係やら国家背景、戦争をしっかりと描いていくのは流石。また、キャラクターが一騎当千の力を持っているにも関わらず、あくまで戦略で勝ちにいく。兵対兵、軍隊を動かしていくのは好きだ。今後は指揮官としてのティグルの腕も上がっていくことでしょう。

 

戦いという意味では小規模だけれど、世界を広げて次に繋げる巻となっていた。兵士の数もそろってきたので、そろそろ大規模戦闘が繰り広げられるはず。

 

面白かった。

 

 Presented by Minai.

魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉2 (MF文庫J)

魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉2 (MF文庫J)