Infinity recollection

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オズのダイヤ使い (電撃文庫) [感想]

オズのダイヤ使い (電撃文庫)

 

月刊少年漫画という印象が強かった。

 

宝石がエネルギー産業として人々の生活に役立っているという独特の世界観。その中には宝石を動力としたロボットがあり、主人公はある目的のために旅を続ける宝石職人。

 

あらすじを読まないで読み始めたので、まずは口絵でロボットが描かれていることに驚いた。タイトルのオズから旅をする話で、ダイヤという単語から冒険ファンタジーで宝探しをする物語かと予想していただけに、強い驚きでした。

 

最近はロボットモノを多く読んでいるだけに、飽きがきていると違う作品でも書いたのだけれど、どうやらそれは継続しているよう。いわば王道的な少年漫画の展開は読みやすいが、先は予想しやすい。また、ロボットが出てくる割にはイラストのロボがあまり格好良くないので、どうしても他作品と比べてしまう。

 

キャラクターとしてはオズが良いですね。ハリウッド映画などで見る食えない主人公、行動と台詞の選択は好きになれました。

 

 Presented by Minai.

オズのダイヤ使い (電撃文庫)

オズのダイヤ使い (電撃文庫)