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ストライク・ザ・ブラッド〈3〉天使炎上 (電撃文庫) [感想]

ストライク・ザ・ブラッド〈3〉天使炎上 (電撃文庫)

 

また一体の眷属が開放され、一人の少女が古城の魔の手に……。

 

着実にハーレム化が進んでいますが、吸血で開放できる眷属は一人一体なので、本当に12人のヒロインが登場しそうです。今回も異能バトルは迫力のインフレ気味なので、格好良いのですが、それ以上にラブコメ作品なのだなと。

 

というのも、一応はメインヒロインであろう雪菜が随所でヤキモチを焼いてくるので、ツンデレを発動させまくりで可愛らしいのです。ただでさえ浅葱の告白から古城の周囲はざわついておりますが、雪菜も焦っているのが伺える。

 

紗矢華にしても、古城が鈍感すぎて空ぶっているとはいえ、攻勢には出ているわけで。ここに新キャラクターまで思わせぶりな態度を取ってくるわけだから、雪菜としては気が気ではないだろうし、人との距離感をどうしていいのか戸惑っている様子。常に古城の隣にはいたいけれど、素直になれない。そんなもどかしさが良い。

 

伏線も張られているようですし、展開に注目です。――しかし、王女が全部持っていった感があるのは気のせいか。

 

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ストライク・ザ・ブラッド〈3〉天使炎上 (電撃文庫)

ストライク・ザ・ブラッド〈3〉天使炎上 (電撃文庫)