しゅらばら! 4 (MF文庫J) [感想]
突然現れた自称「謎の美少女X」にふり回される一大が描かれる。
謎の美少女Xが一大にキスを迫っているところを、鷹奈と真愛が見てしまったことで修羅場が発生。しかも美少女Xが早少女とよく似ていたから更にややこしいことに、とりあえず逃げる一大はグッジョブ。情報を整理してみればそこまで複雑でもなかった。
アホの美少女Xが可愛い。
お前は誰だという前に、自爆し始めるのだから憎めない。一大を困らせてやろうだとか、ニセ彼氏のカラクリに気付いたというわけではなく、ただただ相手のことを考えすぎた故の行動。考え無しのところがまた中学生ですね。
新キャラを投入したことで、均衡状態だった3人のバランスを崩してくれたのは大きい。鷹奈と真愛がお互いに一大のことが好きなのだと水面下で戦うのが面白かったですし、全員が本当の恋人にするのだと行動し始めるきっかけになったので、美少女Xは重要でしたね。
まあ、一番印象に残ったのは、消毒液コワイってことなのだけれど……。
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- 作者: 岸杯也,プリンプリン
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2012/02/23
- メディア: 文庫
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