千の魔剣と盾の乙女5 (一迅社文庫) [感想]
光の槍(ブリュナーク)を探すために廃墟都市ゴリアスを訪れるロックたちが描かれる。ガーリャでの死闘を生き抜いたので、かなり強いパーティーになったはずだけれども、伝説の武器探索ということで地道な冒険です。
それでも地味ということではないのです。砂漠を旅するというのがシチュエーションとして面白いですし、ロックが遺跡の中で出会う人物とのやり取りが実に興味深かったり、ナギの武器を見つけるという目的以外にも、今回の話で一気に戦力が増しました。
圧巻だったのはロックだろう。自分の中の呪いの活用方法が見つかったのは大きい。そして、めっちゃ強くなった。金色トルクを圧倒できるというのは魔王討伐により近づいた気持ちにさせる。
また、何気に重要なのは、光の槍(ブリュナーク)を探す中で手に入れた金銀財宝。自然に装備をジャンプアップ出来ましたし、資金力がついたので最終結線への準備を始められます。
これから第二部では装備集めということになるのかしら。ホルプの謎にも迫りそうですし、楽しみ。
Presented by Minai.
- 作者: 川口士,アシオ
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2011/12/17
- メディア: 文庫
- クリック: 3回
- この商品を含むブログ (5件) を見る