Infinity recollection

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スイート☆ライン 5 メモリアル卒業編 (電撃文庫) [感想]

スイート☆ライン 5(メモリアル卒業編) (電撃文庫 あ 13-36)

 

完結。

 

これで終わってしまう何て残念ではありますが、綺麗に終われたのは良かったのではないかしら。スイート☆ラインのデビューに巻き起こった危機から、ヒロインそれぞれの問題が描かれていきます。正午が問題を解決していく様は今回も熱いです。

 

登場人物たちの魅力。

 

やはり物語を引っ張っていっているなと感じます。正午の視点から描かれる女の子たちは可愛らしいですし、ちょっとした一言や仕草でドキリとさせる絶妙なさじ加減は、著者の持ち味。だから、正午の気持ちが分かるし、青春だなと清々しい気持ちになれる。

 

だから千秋編の話が是非とも読みたかった……。エピローグとして正午と千秋に何があったのかが説明されているのだけれど、説明だけで胸が締め付けられるというか、こっちまで恥ずかしくなってくるというか、想像してしまって気になって仕方ないのだ。

 

他にも、はるかと秋宮の話だったり、ユニットがブレイクしたとこや、アニメの反響やら何やら、読みたかったところを挙げるときりがなくなるなくなるのだが、ハッピーエンドでまとめてくれたことは嬉しい限り。気持ちよく読み終われました。

 

最後の最後で永遠のポテンシャルが全力全開。頑張っている女の子って素敵です。面白かった。

 

 Presented by Minai.