2012年に発売したオススメしたいライトノベルまとめ
伝奇的な雰囲気と近未来のギミックを組み込んだ世界観が魅力。動き回るキャラクターたちの派手なバトルも楽しめる。著者によって描かれる女の子は抜群に可愛らしく、イラストとの調和も素晴らしい。
政治をライトノベルに――。経済を絡めつつ、政治家として大成するためにはどうすればいいのか。現代の日本を作り変えていくことに爽快感を覚える。現実社会を目の当たりにしたとき感じるのは希望か絶望か。
こんな先生がいて欲しかった。宇宙人の教師ユーマと地球人の生徒との交流が描かれる。独特の価値観からの言動は、優しさと熱さと希望に満ちている。読み終わったときの満足感が良かった。
これぞスポーツ小説。馴染みのない自転車競技を題材として、少年たちの成長が熱い。丁寧な説明でルールが分からずとも物語に引き込んでくる。思わず手に汗握って読み明かしてしまった。
錬金術師とケモノ耳少女との奇妙な関係。中世にあった現実の錬金術をモチーフに、騎士団と教会が幅を利かせる世界を生き抜いていくキャラクターたちの姿が良い。世界観や設定、キャラクターの使い方は流石だ。
奇抜な性格性質の偉人たちが魅力。ゲーテとして生きていくことになってしまった主人公とベートーヴェンが、音楽の歴史をたどっていく物語が良いです。クラシック音楽が好きな人も知らない人も、楽しめる一冊。
黒猫さんが可愛い。悪魔なのに家を司る天使として召喚されたために、家事が得意という設定が良い。物語もコミカルテイストで進んでいくので、軽く読めて明るくなれる。
SFではなく青春小説。人生の分岐点になるかもしれない大学受験――どこか漠然としていたことに本気でぶつかる主人公は格好良い。テーマが分かりやすく、学生さんは読んでみるといいかもしれません。
短編で展開されるSF。タイムスリップに平行世界理論と基本が詰まっていて読みやすい。どれか一つはお気に入りの作品が見つかるでしょう。普段SFを読まないならこの機会に手にとってみるのはいかが?