不完全神性機関イリス3 三大世界の反逆者 (富士見ファンタジア文庫) [感想]
ミカエルさんは今日も可愛いです。
凪が相も変わらず鈍感なので、ミカエルを女の子として意識しつつも、機械人形としてのメンテナンスを自然とやってあげようとしたりする。顔を真っ赤にして恥ずかしがるミカエルさんと、その後に怒るミカエルさん。凪のことが大好きなのですよね。
そして、エデンシリーズへ。
表裏一体のような立ち位置の作品ではあるので、本編で明かされることがどう繋がっているのか想像するのが楽しい。特にツァリの活躍には目を見張るものがあった。彼女はエデン側でも謎の多いキャラクターですが、それ故にこの最強具合には度肝を抜かれる。
スペックが高いこと高いこと。動かしやすいキャラクターなのだろうけれど、いるだけで物語に謎を加えて場を華やかにして話を加速させる。戦闘をこなしたら最強ですし、一言が意味ありげだったり、きっちりとお色気担当もこなすと素晴らしい。
改めて考えると、イリスを始めとしてキャラクターが良く出来ていて可愛らしい。その仕草や特性に思わず可愛いなと思ってしまう。流石、上手いですね。
物語は残り2巻とのことですが、どうなることか。やはりコミカル要素は削られてしまうのでしょうかね。
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不完全神性機関イリス3 三大世界の反逆者 (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: 細音啓,カスカベアキラ
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2012/12/20
- メディア: 文庫
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