Infinity recollection

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ディメンションW(1) (ヤングガンガンコミックス) [感想]

ディメンションW(1) (ヤングガンガンコミックス)

 

世界観が良いですね。

 

X,Y,Zに加えて新に発見された第四の次元軸W。近未来の世界はコイルという装置を解してW次元から無限のエネルギーを得ることが出来ている。だからガソリンは税金もかけられて暴騰しているし、コイルを介した管理社会が形成されている。

 

詳しくはあらすじを読めばいいと思うけれど、世界観に引っ張られたキャラクターも良いですね。不器用な性格の主人公もそうですし、ヒロインのロボットちゃんも今後の展開を予感させる入りで、二人の関係が面白い。

 

絵柄も好みです。生きた背景と人物を描かれるので、漫画に引き込まれる。デジタル処理で効率化した綺麗な絵柄も好きではありますが、丁度良くデフォルメされた手書き感が良いのです。

 

バトルもありますが、ジャンル的にはどこになるのでしょうね。便利や家業で敵とは戦うけれど、国家の闇を見てしまって巻き込まれるという展開でもありますからね。舞台も舞台装置も大きいので、著者の作品そのまま「DARKER THAN BLACK」の雰囲気や、「カウボーイビバップ」、「KURAU Phantom Memory」とかを想像してもらえると作品のイメージは伝わりやすいのかもしれませんね。

 

まだ、一巻までしか読んでいないけれど、期待させる引きで面白い。

 

 Presented by Minai.