Infinity recollection

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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 3 (GA文庫) [感想]

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 3 (GA文庫)

 

 

神の前では嘘はつけーん!

 

ヘスティア可愛いよ。あのツインテールはどうなっているのだろう。ヘスティアが怒るとベルくんの頭をぺしぺしと叩き、ベルくんの鈍感が発動するとへにょんとしおれる。感情が記号となって表現されるから、可愛さの一部になるのですよね。

 

でも、今回はアイズがヒロインのお話となっておりますので、ヘスティアさんの出番は少なめです。残念……、けれど少ない出番でも存在感を示すのがヒロインでしょう……ヘスティア様はヒロインですよね? その点、ヘスティアは何やっても可愛い。一貫してヘスティア押して行きましょう。

 

さて、そんな物語は第一部、完結――とも言える盛り上がりと内容でした。引き続いてフレイアの策謀が裏でうごうご蠢いているけれども、アイズさんと特訓したり、ベルくんのステイタスがとんでもないことになったり、一巻でボコボコにされたミノタウロスと再戦してみたりと、綺麗に展開をつなげて物語を構成しているのは流石。もはや安心して読めます。

 

人によっては最後のバトルなどは高揚感に包まれて、最高に面白かったとするのかもしれないけれど、慣れたのかしら。それともアイズさんが苦手なのかしら。凄く面白かったし、上手いな、上手いこと書いてくれるな、地の文とかイイ文章だなと思うのだけれど、読み手自身の問題で慣れが出てきてしまったかもしれません。――本当に、これは問題ですね……いや問題だね問題だよ。作品は面白かったんだよ?本当です。

 

 Presented by Minai.