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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。7 (ガガガ文庫) [感想]

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。7 (ガガガ文庫)

修学旅行編。

 

文化祭のごたごたでクラス内でのポジションが危うくなった八幡ですが、そんな中で修学旅行なる学生のお楽しみイベントの季節がやってくる。班決めに始まり、新幹線、バスの席決めまで重い重い。苦行でしょう、これは。

 

葉山グループの戸部の恋を手伝うということもあって、ネタ扱いはされるものの八幡的にはスムーズに事は運んでいたように見えました。いやここは本当に良かった。葉山が上手く動いていなければ、LHRが公開処刑の場になっていたことでしょう。誰も同じ班になってくれない、みたいなね……。

 

ベクトルは逆。八幡も葉山を終始気にかけていましたし、やはり二人は似ているなと。趣味が人間観察とか言っちゃう可哀想になってくる八幡ですが、クラスの中で誰よりも葉山のことを分かってるのだよな。これだけ人の気持ちに敏感なのに、自分に対して上手く立ち振る舞うとかは出来ない。相手をふるい落とすとかねは無理なのだよね。不器用で優しく、臆病でもあるのかな。

 

恋の予感。

 

物語は戸部の海老名さんへの告白を成功させる為に、葉山を始め八幡やらが頑張るのだけれど、予想通りに最悪の手段で事をまとめる。由比ヶ浜と雪乃もこれは良い気分はしないだろう。この流れは分かりやすい。

 

だからか、主題よりは由比ヶ浜のちょっとした仕草だったり、雪乃の冷静にはしゃいでいる姿が印象的。特に由比ヶ浜はいつになく積極的に八幡に絡んでいくので、八幡もどぎまぎすることになる。雪乃のじゃらんぶりも楽しいですしね。そして忘れちゃいけないのはサキサキの存在だろう。八幡との距離感を図りかねている彼女だけれど、何か起こりそうな予感はさせますね。

 

修学旅行先も京都ということで、行ったことあるところや、八幡の説明に共感すること然り。天龍寺とか良いところだから学生諸子にはオススメしておきます。太秦は……、うーん微妙だった記憶しかない。金閣寺やら清水寺は鉄板だけれど、行けば楽しい。天満宮などはクラスで行った記憶がありますね。

 

最後に――、雨の日と雨上がりの伏見稲荷には気をつけるんだぞ。スニーカーだとこけるからね! 絶対こけるんだからね! 3回こけるからね! めっちゃ痛いからね!

 

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