Infinity recollection

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アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者7 (講談社ラノベ文庫) [感想]

アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者7 (講談社ラノベ文庫)

 

ミュセルは可愛い。ミュセルが可愛い。

 

本編は短編集となっているのだけれど、どの話も面白さのベクトルが違って楽しませてもらいました。特にミュセルの母親が訪ねてくる話は良かった。普段はメイドさんをやっているミュセルですが、実はお嬢様だったことが分かる。

 

小公女セーラではないけれど、何だか展開として熱いですし、こっちまで嬉しくなってくるし、彼女の優しさや気配り上手な部分などに改めて納得してしまいました。今日も凄い良い子。これからの長編でも活かされていく部分ではあると思うので、楽しみに待っていたい。

 

ケモ耳、ケモ尻尾。

 

最後の話は凄い爆弾を投下してきましたよ……。BL成分が足りなくなった美埜里さんが暴走する、まさかのホモォ回でした。しかも、購入時にはオビで隠れていた為に気づきませんでしたが、大いなる伏線が表紙からあったという。

 

もう美埜里さんで悪ふざけしすぎて、とんでもないことになってます。腐女子を全面に押し出しすぎて、キャラが崩壊しているのか、そもそもそういうキャラクターだったのか、もうよく分からなくなりました。あれあれ、この沼腐海……、全員がゾンビのごとく腐り、クリーチャーと化した世界はさながらバイオハザード、もうパンデミックとか洒落になってないです。

 

個人的には、大いに笑わせてもらいましたが、人によっては堪えられないかもしれません。何せ笑いはしましたが、読み手にも理解は出来ていないので。

 

――どこぞの格闘ゲーム系ネットラジオを思い出したのは自分だけだろうか。

 

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アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者7 (講談社ラノベ文庫)

アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者7 (講談社ラノベ文庫)