Infinity recollection

ライトノベルを中心に感想を載せているサイト。リンク+アンリンクフリー。

2014-10-01から1ヶ月間の記事一覧

アナザー・ビート 戦場の音語り (電撃文庫) [感想]

あらすじを読んで面白そうだからと購入していたのが、500頁を超える作品だけに、手をつけるまでに時間がかかりました。当然、読み終わるまでにも時間がかかりましたが、アニメ映画を見ているような雰囲気のある作品でとても読みやすかったですし、世界に入り…

TVアニメ「四月は君の嘘」第3話 春の中 [感想]

今期とても気に入っている作品です。原作漫画も読みましたが、アニメーションになっても美しさが変わらなくて、詩的で純文学のような台詞に色が付いてとても魅力的に映る。 3話は公生がかをりの伴奏者に指名される話なわけだけれど、コンクール当日になって…

キノの旅 (18) the Beautiful World (電撃文庫) [感想]

ベテラン作家の素晴らしい安定感。シニカルシニカル。 好きなのは「私の戦争」でしょうかね。「アリソン」や「リリアとトレイズ」で読んだときに感じた胸躍るワクワク感と手に汗握る緊張感を短編ながら感じました。来月は電撃文庫で「ソードアート・オンライ…

今日のお届けモノ

発売日は明日ですが、届いてました。 けれども、見たいですが時間的に見れません。一日目、二日目と両日共に収録されていてBD二枚組みが二組で計4枚。+スペシャル特典DVDとCDって感じなので、ライブ見ようと思っても4時間かかりそうですし、平日に見れるわ…

放課後のフェアリーテイル ぼくと自転車の魔法使い (電撃文庫) [感想]

杉原智則さんの新作。「烙印の紋章」は本当に傑作だったので、こうやって新作を発表してくれるのが嬉しいですね。タイトルからして殺伐とした物語でないと予想していましたが、読んでみた感想は「猫泥棒と木曜日のキッチン」とか「サイハテの救世主」っぽい…

THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ! 感想みたいなもの

映画アイドルマスターを一通り見終わりました。特典になっていたムック本を読み込んだり、舞台挨拶と特典映像にシャイニーフェスタを見たりして、本編に辿り着くまでに8時間ほどかかりました。豪華ですね。 映画では全体的にテレビアニメシリーズを踏襲して…

アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者11 (講談社ラノベ文庫) [感想]

けもっ子の可愛らしさとエロさが詰まっていましたね。短編用にプロットを組んでいたというだけあって、エルビアの姉であるアマテナと部下クラーラを中心に描いてはいるものの、内容は楽しくなれる話にまとまっているのです。例えば、ラッキースケベ的にケモ…

今日のお届けもの

映画アイドルマスターが届いたようです。何か箱がめっちゃでかいんだけど……。いや、でか過ぎません? 初回限定?の同梱版らしきものを注文していたらしく、A3くらいの豪華な箱に入っているし、単純に重いなと思ったら内容物にアートブック的なサムシングが含…

新作アニメが始まる時期は――

2014秋アニメが開始ということで色々と見てますが、見れるものはとりあえず見ていっている感じなので「アニメを視聴する」こと以外をする時間がなくなりますね。もちろん、自由時間がという意味でではあるんですが。 「Fate/stay night」は相変わらず凄いね…

絶望系 (新潮文庫nex) [感想]

天使と悪魔と死神と幽霊が登場しての連続殺人事件。要素を詰めるだけ詰めてのド下ネタ全開の会話劇に絶句しました。中でも強烈だったのは全裸ロリ死神でしょうか。死神の印象を根底から壊していくのに加えて、容姿的なことも含めて全てズレている。他の登場…

FAKE OF THE DEAD (メディアワークス文庫) [感想]

土橋真二郎さんの新作。人間の心理描写と残酷ゲームを展開する作品が多い作家さんですが、本作はゾンビと演劇と精神疾患をキーワードに、サスペンス風味な作品となっており、期待していた物語とは違ってしまいました。 購入前にあらすじを読まなかったのがい…