Infinity recollection

ライトノベルを中心に感想を載せているサイト。リンク+アンリンクフリー。

2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧

テンプテーション・クラウン 5 (集英社スーパーダッシュ文庫) [感想]

収まるところに収まりましたね。どうにもならない絶望で終わる話も好きですが、やはり最後は幸せになって欲しいので、予想通りではありますが満足です。 彩姫がすごく頑張っている。終始、彩姫がキーとなって物語が動いていた気がします。ルビィは暴走してい…

デート・ア・ライブ5 八舞テンペスト (富士見ファンタジア文庫) [感想]

双子の八舞姉妹を同時にデレさせろ。 修学旅行に行くことになる士道だったけれど、大人の力で旅行先を変更されるって不幸。士道としては、耶倶矢と夕弦をデレさせないといけないので、修学旅行も何もないのだから場所なんてどこでも良かったのだろうけれど、…

フルメタル・パニック! アナザー4 (富士見ファンタジア文庫) [感想]

二話構成。内戦が勃発しているアフリカへ行く話と、家出したクララを迎えに行く話。 前半を読んで、あと半分どうやって続けるのだろうと思ったら、そんなことはなかった。シリアスな話とコミカルな話で、雰囲気の違うものを読ませてくれるのは楽しめました。…

大日本サムライガール 2 (星海社FICTIONS) [感想]

てっきり上下巻だと思っていたが、そうではなかったようだ。途中まで読んでこの速度だと終われないぞ、と気付きました。今回も楽しませてもらいましたが、物語は政治から経済の方向へと流れていくので少し物足りなかったかなと。 けれども、これがシリーズ作…

ご主人様は山猫姫10 北域王雄飛編 (電撃文庫) [感想]

皇帝陛下の心が響く。 菰野一派によって仕掛けられた皇帝暗殺計画。晴凛たちによって暗殺は失敗することになるのだけれど、北域行幸で長嶺帝が目にした本当の国の姿。上に立つ者らしく、物事の心眼を見抜いているのは流石だなと思う反面、長嶺帝が政治を主導…

楽園島からの脱出II (電撃文庫) [感想]

下巻。 作中で抑えられていたものが、あらゆる意味で開放された。著者らしい目を逸らしたくなる極限状態での人間心理、駆け引き、騙し合い。高速で流れすぎていく感情の渦に、キャラクターの力関係や立ち位置が何度も入れ替わる。 先の展開を予測していくこ…

グッドナイト×レイヴン (このライトノベルがすごい! 文庫) [感想]

これからどうするのか。 先が見えてこない終わり方をするので、どうするのだろう、というのが素直な感想。凄く先が気になるので今すぐ読みたい、なら良かったのだが、そういうことでもないのだ。 本当に導入部分を説明されただけで終わっているので、なるほ…

クロス・エデン2 魔法王国ミシュリーヌ編(後) (このライトノベルがすごい! 文庫)

さっちゃん。 篠崎さんの性格が激変します。主人公に対して好意を隠さなくなるので、笑顔がまぶしく可愛らしい。ラブコメの王道を詰め込んだやり取りに、思わずニヤニヤして読んでしまう。 しかしながら、篠崎さんのデレは唐突なので、何でそうなったと読ん…

千の魔剣と盾の乙女6 (一迅社文庫) [感想]

過去編。 バルトゥータスとニーウ、ロックとフィルとエリシア、それぞれの出会いを描いている。ロックたちは力が伴っていない頃の話なので、今となっては雑魚の魔物でも苦戦するどころか死にそうになっているのが、初々しい。 そしてバルトゥータスは今も昔…

しゅらばら! 5 (MF文庫J) [感想]

鷹奈と海水浴に行くことになった一大だったけれど、それを知った早少女と真愛も隠れて海水浴についていってしまう。鷹奈と秘密裏に交渉を行った早少女と真愛は、一大との時間を一時間づつもらうことに。 展開としてはお約束だけれども、お昼の時間というのも…

侵略教師星人ユーマ〈2〉 (メディアワークス文庫) [感想]

期待を裏切らず面白い。 宇宙人だとクラスの生徒にはバレてしまったユーマだけれど、それでも慕ってくれる慕いたくなる教師とは凄いですね。相変わらず生徒と真摯に向き合って、先生という立場から時に厳しく熱心に指導する姿は見ていて清々しい。生徒側にし…

覇道鋼鉄テッカイオー 2 (集英社スーパーダッシュ文庫) [感想]

スーパーロボットSFアクション。 童貞だけが使える最強の武術を駆使し、スーパーロボットで悪と戦う。徹底した気合と根性で何とかする精神が清々しくも懐かしい。 登場するキャラクターたちも愉快な奴らばかりで、ともすれば馬鹿なだけなのだが、愛らしい馬…

明日から俺らがやってきた〈2〉 (電撃文庫) [感想]

未来で高瀬と恋人になっている桜井真人の呼び名が「変人」とは……、良い得て妙でした。いや、素直にやられたというべきでしょうか。半ば高瀬のストーカーと言っても過言ではない彼なので、その実「変人」という呼び名には納得です。 むしろ、主人公に「変態」…