Infinity recollection

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時雨沢恵一

キノの旅 (18) the Beautiful World (電撃文庫) [感想]

ベテラン作家の素晴らしい安定感。シニカルシニカル。 好きなのは「私の戦争」でしょうかね。「アリソン」や「リリアとトレイズ」で読んだときに感じた胸躍るワクワク感と手に汗握る緊張感を短編ながら感じました。来月は電撃文庫で「ソードアート・オンライ…

キノの旅 (17) the Beautiful World (電撃文庫) [感想]

あとがきの大振りで思わずニヤケながら、カバー外してました。すいません。 物語はいつものキノの旅で、コミカルにシリアスに、物事を斜めから見ていく感じが大好きですし、時に真面目に感動させてくる話を差し込んでくる辺りも好きです。裏切りません。 鉄…

一つの大陸の物語 (下) ~アリソンとヴィルとリリアとトレイズとメグとセロンとその他~ (電撃文庫) [感想]

ワクワク感と冒険している感じが好きでした。 それは本作にもしっかりと受け継がれている。上巻は「メグとセロン」の延長線上のようなところから始まり、「リリアとトレイズ」が重なっていくような物語でしたが、下巻は「アリソン」そのままでした。 アリソ…

一つの大陸の物語(上) ~アリソンとヴィルとリリアとトレイズとメグとセロンとその他~ (電撃文庫) [感想]

「アリソン」から続く、「リリアとトレイズ」「メグとセロン」のシリーズをまとめる完結編。 あとがきにもあるように、完全新作ではない続きモノなのでご注意を。過去、「リリアとトレイズ」から読み始めた経験がありますが、リリトレはシリーズ2作品目です…

キノの旅 XVI the Beautiful World (電撃文庫) [感想]

キノの旅、いつも楽しく読んでいるけれど、今回はいつも以上に面白く感じた。何故だろう。 死人達の国でスプラッターホラーを展開させたかと思えば、恋文の国でのミステリーチックなラブロマンスが展開され。フォトの話もある。国々の設定等で魅せていくキノ…

メグとセロンVII 婚約者は突然に (電撃文庫) [感想]

最終巻。 セロンとメグの恋の行方がどうなるかと思えば、まさかまさか告白前に撃沈するセロンの姿がそこに。メグの自分でも分からない嫉妬心に新聞部が丸ごと巻き込まれていく。今回持ち込まれる事件と二人の恋愛模様がもどかしいの何の。 メグを主体に物語…

キノの旅〈15〉 (電撃文庫) [感想]

フォト良かったですね。 不幸な境遇からなので幸運とは言えないかも知れないけれど、選んだ国が良い国で良い人が沢山いたのは幸運でした。大金持ちになるのもそうですが、写真のことを勉強していつの間にか写真屋さんになるという流れは綺麗。 キノやシズた…

メグとセロン VI 第四上級学校な日 (電撃文庫) [感想]

オリエンテーリングで1位を目指す。 いつもの事件を解決する流れではなく、普段のメグとセロンの生活を描いている。写真部の本来のあるべき姿とでもいうべきなのか、健全に部活をしていた。 オリエンテーリングで部活同士が競い合うのだけれど、その中で出題…

キノの旅 14 the Beautiful World (電撃文庫) [感想]

キノの旅、十周年おめでとうございます。 昔から読んでいるシリーズのような気がしますが、気付けば十年なのですね……しみじみ。もっとも、自分が読み始めてからは十年経ってないですけれども。 そんなキノの旅ですが、大幅に内容が変わるわけでもなく、雰囲…