Infinity recollection

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小河正岳

ようこそ、フェアリーズ・インへ! (電撃文庫) [感想]

小河正岳さんの新作。 冒険者ラウルは逃げ足が取柄のちょっと抜けた少年。冒険者にあこがれて仕事を探すも、実績の無いラウルを雇ってくれるギルドはない。故に無一文。それでも『フェアリーズ・イン』(妖精の止まり木亭)の女将は、出世払いで宿に泊まらせ…

ウェスタディアの双星(8) 最終決戦の章 (電撃文庫) [感想]

シリーズ完結。 三国同盟を実現することで、大国ルフェールの同盟国から脱却したウェスタディア。それをよしとしないルフェールが、ウェスタディアを潰すべく戦争を仕掛けてくる。 バドエルの男気が凄かった。兵力差があるために、戦略上は見捨てざるを得な…

ウェスタディアの双星〈7〉英雄激突の章 (電撃文庫) [感想]

ロアキアとルフェールが激突。 大国同士の争いにウェスタディアを含めた小国たちも巻き込まれることになり、ウェスタディアは同盟に従ってルフェール陣営として戦うことになるが、その作戦内容は自分たちが囮として使われるものだった。これに対して、アルフ…

ウェスタディアの双星〈6〉銀河大乱前夜の章 (電撃文庫) [感想]

今回は少し微妙でした。前夜とあるように、これから起こっていく大戦への布石だったり、次に繋がっていくところを描いているのはいいけれど、物足りない。 というのも、見せ場である艦隊戦を素直に楽しめなかったので、どうも退屈に映ってしまった。読んでい…

ウェスタディアの双星〈5〉乙女の猛攻に名軍師苦戦するの章 (電撃文庫) [感想]

内乱を治めたのもつかの間、今度は隣国がクーデターにより混乱。王族であるシャーラの亡命をルシリアは許可するが、ウェスタディアにまたもや不穏な空気が流れる。 これが第三勢力への布石になれるか。 クーデターから政権を取り返せれば、シャーラには貸し…

ウェスタディアの双星〈4〉うら若き女王騒乱に立つの章 (電撃文庫) [感想]

ウェスタディア王国が一応の平和を取り戻したことで、ルシリアはジェルトルーデ領へ赴き、つかの間の休息を得るのだけれど、王子コルネリオが帰国したことで再び国内が大変なことに。 国内の治安を安定させた次に待っていたのは、内乱。 コルネリオは他国に…