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Infinity recollection

ライトノベルを中心に感想を載せているサイト。リンク+アンリンクフリー。

丘ルトロジック2 江西陀梔のアウラ (角川スニーカー文庫)

丘ルトロジック2江西陀梔のアウラ (角川スニーカー文庫)

 

町でトイレを探し、やむなく女子トイレに入った咲丘。トイレの個室から出ると、目の前には長身のギター女が。変態として処理されそうになる咲丘だったが、目の前の女は幼馴染の香澄だった。

 

都市伝説、ドッペルゲンガーを主軸に語られる物語。

 

登場人物が個性的で面白いのはこの作品の魅力なのだけれど、これだけ多くのキャラクターがいるにも関わらず破綻していないのが凄い。序盤から人物の会話で引きこまれる。

 

肉まんでおっぱい作って、すぐ後悔してしまう香澄が可愛らしすぎる。あの場面で香澄が大好きになりましたし、そこにツッコミを入れる咲丘も大好きになった。この二人、面白すぎる。

 

そんなコミカルテイストで引きこんでおいて、中盤ではしっかり本題を振ってくる上手さ。違和感の感じさせない文章で、自然とした流れがある。雰囲気の方向性が変化して、それにまた引きこまれる。

 

全体を読んだときに、物語の構成が気持ち良かった。

 

今回のテーマであるドッペルゲンガーについても、二つのタイプを示しているのが面白いですし、読み手によって見えてくるものが違うだろうことも面白さ。ミステリーを捻って皮肉っているところが楽しい。

 

面白かった。続きも読みたい。

 

 Presented by Minai.