Infinity recollection

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かんなぎ家へようこそ! (GA文庫) [感想]

かんなぎ家へようこそ! (GA文庫)

 

 うーん、残念、合いません。

 

 ギャグでひたすら繋いでいく展開に疲れてしまいました。登場人物たちが掛け合いをしていくので、その台詞で面白さを演出したかったのだろうけれど、著者とは笑いの感覚がずれているのだろう。

 

 ギャグで笑わそうとしているのに、それが全く笑えないので、読んでいてつらいですし面白くない。楽しさを感じることが出来ませんでした。

 

 また、主人公の行動原理が説明はされるのですが、それに納得できないというか、読み終わったときに作品の目指していたところが達成できていたのか良く分かりませんでした。

 

 かんなぎ家、とは銘打っているけれど、具体的にどこがかんなぎ家だったのだろう。そもそも、登場人物たちの造形をはっきりと捉えられなかったので、そこも残念。

 

 ヒロインの女の子にしても、物語として薄いです。折角、不幸であるという特性を持っているのに、掛け合いばかりを描いているせいで持ち味が出せていない気がしました。

 

 合わない。全体通してよく分かりませんでした。

 

 Presented by Minai.