精霊使いの剣舞 (MF文庫J) [感想]
志瑞祐さんの新作。
学園ファンタジー。ふとした事件から学院生のクレアを守るため、彼女が契約するはずの精霊と契約したカミトだが、精霊契約は乙女のみに許されたものでカミトは男。お嬢様ばかりの学園に放り込まれた彼の運命は。
珍しいことはやっていない。美少女の中に男が一人だから自然とラブコメする流れがあり、カミトが精霊使いとして凄腕なので安心して読めますし、精霊剣舞祭に期待をもてる。
典型ではあるけれど、それをしっかりやってくれているので好感が持てるし、著者の文章は読みやすいので流れるように読めた。
エストが可愛らしかった。
契約した精霊が女の子になるというのは王道だけれど、それでも可愛らしかったことには変わりなく楽しめた。起きたら全裸の女の子が隣りにいるのは、何度読んでも強烈。
しかも、仕方なく全裸というわけではなくエストが自ら全裸を選択しているのが面白い。ニーソは脱ぎたくないという変な方向の羞恥心があったりもして。エストとカミトの関係性がどうなるか楽しみ。
面白かった。
Presented by Minai.
- 作者: 志瑞祐,桜はんぺん
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2012/09/01
- メディア: Kindle版
- 購入: 1人 クリック: 1回
- この商品を含むブログを見る