彼女に耳としっぽがついてる理由を説明できない。 (MF文庫J) [感想]
神社の息子である草壁悠人は、ある日金色の髪を持つ少女を助けるのだが、その少女には記憶がなく、記憶の代わりにネコミミが生えていた。彼女の正体とは――。
キャラクターが可愛らしい。
可愛らしいのだけれど、話のテンポが早いので魅力が全ては伝わっていなかった印象。冬乃などは悠人のことが大好きで若干ヤンデレ気味なので、嫉妬する冬乃を見ているのは楽しめるのだが、そこで終わってしまう。
テンションの高いギャグパートとシリアスパートの落差もそうなのだけれど、全体的に展開が早いので場面の繋がりが唐突に感じてしまうときが何度かあった。
また、伏線が結局なんだったのか分からないまま終わってしまうので、二巻以降でどうなるのか。カミツキに関してもいまいち把握仕切れなかった。
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彼女に耳としっぽがついてる理由を説明できない。 (MF文庫J)
- 作者: 三上康明,Nardack
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2012/09/01
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