競泳戦隊ミズギーズ (ガガガ文庫) [感想]
うーん、自分には合わないようだ。
また凄いものを送り出してきたなガガガ文庫さん……、というのが正直なところだろうか。これは他のレーベルから世に送り出されることがなさそうだ。
戦隊ヒーローモノのノリで、競泳水着を着た少女たちが悪と戦っている――戦っているのだけれど、ミズギーズと言っている割には、主人公がミズギーズの一員になるまでがまずは描かれているので、基本的には変な女子高の変な日常を読んでいくことになる。
次巻以降、ミズギーズとして本格的に悪と戦うのかもしれないけれども、話をどのように展開していくのだろうか。そこは少し気になるが、作品のノリにはどうにもついていけない……。
何というか最初は、競泳水着で戦隊モノ、という明らかに間違ってる要素が混ざることで、楽しい化学変化を期待したのだけれど。――いざ読んでみると、その個性的すぎる設定だけでお腹がいっぱいになってしまった。加えて、女の子ばかりしか登場しないので百合さに一歩引いて読んでしまいました。
Presented by Minai.
- 作者: 舞阪洸,黒銀
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2012/01/18
- メディア: 文庫
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